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ASUSのRX5600XTモデルのレビューがあがっていました。techpowerupの記事では "STRIX TOP" と記載されています。おそらく、GPUとメモリのクロックをあげた新規BIOSをあてた状態のものを指しているようです。
ASUSグローバルには "ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMING" という型番がありますので、これを "STRIX TOP" としているのではないでしょうか。
2020年1月24日追記:BIOS違い(GPU・メモリクロック違い)で "ROG Strix Top" と "ROG Strix OC" が存在するようです
ROG-STRIX-RX5600XT-O6G-GAMINGのスペックは、ブーストクロックが1770または1750 MHz、ゲームクロックは1670 MHzというOCエディション。メモリはGDDR6の6GBと他社RX5600XTと同等。3連ファンと3スロット消費(実質2.7スロット)のハイエンド基準の冷却システムを持ち、45℃を下回るとファンが停止する0dB technologyを採用しています。
BIOS違い(GPU・メモリクロック違い)で "ROG Strix Top" と "ROG Strix OC" が存在し、TUFブランド製品も加えるとASUSのRX5600XTシリーズには以下のような違いがある、とguru3dでも言及されています。グローバルASUS公式サイトのROG Strix OCのページではゲームクロック1670 MHzと記載されているのでguru3d記載の数値もあやふやな気がします。
ROG Strix Top
- Game clock 1660 MHz
- Boost clock 1750 MHz
- Memory clock 14 Gbps
ROG Strix OC
- Game clock 1660 MHz
- Boost clock 1750 MHz
- Memory clock 12 Gbps
TUF X3
- Game clock 1660 MHz
- Boost clock 1750 MHz
- Memory clock 12 Gbps
Both MSI and ASUS will have one Radeon RX 5600 XT SKU with GDDR6 at 14 Gbps - We Explain
公式サイト
レビュー記事
techpowerupのレビュー記事では分解も行っており、ASUSならではの豪華で剛健なカードデザインが垣間見れます。
ベンチ結果
実ゲームのベンチ結果を見ると、対NVIDIA GeForce GTX1660Tiでは全て性能で上回っています。主戦場である1080pはもちろんですが、負荷の高い1440p以上ではより差が広がっています。
対RTX2060では苦手なエンジンと相性の良いエンジンの傾向が見られます。BFVの圧勝っぷりは素晴らしいですが、Rainbow Six: Siegeでは後塵を拝しています。
対RX5700では、平均80~85%前後といったところでしょうか?
消費電力
ゲーム中でもRTX2060以下という素晴らしい結果ですが、マルチモニター時の消費電力は看過できない数値だと思います。
値段は?
ASUSのグラフィックカードは値段が高い、という印象があると思いますが、この豪華なコンポーネントやファンノイズの低さなど冷却回りの優秀さをみると、このモデルも販売価格が高くなりそうな勢いです。
Radeon RX5600XT関連情報
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