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PowerColorからはRX5600XTモデルが2種類国内発売していますが、普及帯モデルになるのがこのRed Dragonです。
2スロット占有、補助電源8ピン1つなど、上位モデルのRed Devilとは違った扱いやすいモデルになっているので気になっている方は要チェックです。
ファンとヒートシンクを外した画像もあり、コンデンサー好きにはおなじみAPAQの個体コンが見て取れます。他社RX5600XTグラボも同様ですが、Micron Technologyのメモリを積んでいるものが多い印象です。
Image via guru3d
グラボ本体はほんとうに美しい。
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ゲーム中のフルロード時のGPU温度も高くはありません。
全グラフはこちらのURLでチェックしてみてください。
https://www.guru3d.com/articles_pages/powercolor_radeon_rx_5600_xt_red_dragon_review,9.html
guru3dのレビューはカジュアルなゲーマーにおすすめ、と結論付けていますが、PowerColor2製品の傾向の違いから、カジュアルゲーマーに留まらず適宜選べるようにしているところは好感触です。
Red DragonとRed Devilの違い
Red DragonとRed Devilの大きな違いは、
- 補助電源
- スロット厚
- クロック
です。
Red Dragonは補助電源が8ピン x1に対して、Red Devilは8ピン x1と6ピン x1です。
Red Dragonのスロット厚は2スロットに対してRed Devilは2.5です(実質3スロット占有)。
Red Dragonは、Red Devilに比べて少しクロックが抑えられているモデルです。それぞれのスペックを日本国内販売代理店aiutoのサイトから引用いたします。
スペック比較
Red Dragon スペック
OC Mode*:Game 1560MHz、Boost 1620MHz
Silent Mode*:Game 1460MHz、Boost 1620MHz
メモリークロック:14.0 Gbps
メモリーバス幅:192bitRed Dragon RX5600XT 6GB GDDR6|PowerColor|株式会社aiuto PCパーツ・周辺機器 総合代理店
Red Devil スペック
OC Mode*:Game 1660MHz、Boost 1750MHz
Silent Mode*:Game 1495MHz、Boost 1620MHz
メモリークロック:14.0 Gbps
メモリーバス幅:192bitRed Devil RX5600XT 6GB GDDR6|PowerColor|株式会社aiuto PCパーツ・周辺機器 総合代理店
OCモード時に約100MHzも違いますので、Red DevilはOCモードでごりごりゲームを動かすタイプ、Red Dragonはほどよいクロックで動かすのに適しているでしょう。補助電源も8ピン一つで済みますし、2スロットしか占有しないグラボなので、その点を重要視する方にはこちらのRed Dragonをチョイスするのもあり。
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