東欧の一部小売(チェコ共和国のボヘミアコンピューターやスロバキアのITSK-HSを含むヨーロッパの小売業者)でIntel Comet Lake-Sの価格を出しているようです。
Core i7やCore i9といったハイエンドモデルの価格ありまえんが、Core i5の一部やPentium、Celeronなど、これまでにリーク情報がなかったものが含まれています。
Looking at the estimated prices, it seems like Intel is going to be in trouble once again, as AMD's direct competitors appear to be better priced. Still, the inclusion of F-series chips could lead to some interesting duels. For now, it looks like the Core i5-10400F haxa-core could be a better performer for US$20 less compared to the all-star Ryzen 5 3600 from AMD.
AMDはエントリーレベルのRyzen 5 3500を投入しました。日本では2月22日発売です。
そしてそして、お時間になりましたので新商品のご案内!
— パソコンショップアーク (@ark_akiba) 2020年2月22日
コスパは最強クラス、6コア6スレッドのRyzen 5 3500が発売スタートです!
ライトゲーマーさんにはぜひおすすめしたいモデルですね~https://t.co/B7XxSdf2OE pic.twitter.com/2WafL5jBAI
今回リークされたCore i5-10400Fは、このRyzen 5 3500辺りとぶつけるCPUだと思われます。
notebookcheckではユーロを米ドルに変換した価格を記しています。状況によっては変動しますのでご注意ください。
Core i5-10400F
Core i5シリーズで比較的価格を抑えているCore i5-10400Fは、6コア12スレッド、2.9 GHz~4.3 GHz、TDP65W、iGPUなしと予想されているモデルです。
Intel Core i5-10400F Specs | TechPowerUp CPU Database
notebookcheckでは、Core i5-10400Fは約160米ドル(筆者注:日本円で2万円ちょっと超えるくらい?)とのこと。
ただし「F」型番なので内臓GPUなしです。このレンジのCPUで内臓GPUがないのは痛い、と言わざるを得ません。
iGPUありのCore i5-10400は約190米ドルまで跳ね上がり、上位モデルとの差が微妙になってきます。
Core i3, Core i5
その他、Core i5-10600が約230米ドル、Core i3-10320が約170米ドルになっています。
Ryzen 5 3500は価格的にCore i3-10100辺りと一緒かな?と思います。
notebookcheckでは「Ryzen 5 3600Xのコストはたったの214米ドル」として、Core i5-10600が約230米ドルという価格はちょっと厳しいかも、としています。
Pentium, Celeron
100米ドル以下のレンジにはPentium GとCeleron Gシリーズが並んでいます。
このレンジのCPUは遅れて投入するイメージがIntelにはありますが、Comet Lake-Sは過去アーキテクチャから大きな変更がないので、投入時期の差はあまりないかもしれません。
Comet Lake-Sはマザーボード変更必須
Comet Lake-SはLGA1200に変更されるのでマザーボード変更が必須です。
その点を考えると、これらエントリーモデルに属するレンジのCPUは、新規導入以外では積極的に移行しにくいかもしれませんね。