帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報

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一世代前のハイエンド~ミドルハイレンジを狙ってみる /中古PCパーツ利用ガイド

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当サイトは最新PCパーツのなんか凄いスペックを並べる記事が多く、実売価格はあえて考えて書いていません。しかし筆者がCPUやグラボを買おうとする際、一つのパーツだけに10万や15万といった金額はなかなか出せないのは実際です。とはいえ性能を求めたい……という場合、一世代前のハイエンドやミドルハイレンジのものを中古で買います。そのような筆者が今現在、一世代前のものを買うなら、というガイドを書いてみます。

CPU, M/BはソケットAM4がおすすめ

CPUとマザーボード(以下、M/B)はセットなので一緒に考えなければいけませんが、これに関してはAMD好きとか贔屓とか関係なく今は、AMDソケットAM4がおすすめ。

ソケットAM4は、Ryzenの第1世代(Zen1)から最新CPUの第3世代(Zen2)まで対応しているのはもちろん、Zen3アーキテクチャの次世代RyzenまでソケットAM4が使える予定です。

taxtax.hatenablog.jp

Zen3アーキテクチャの第4世代Ryzenは2020年リリース予定ですが、対応チップセットのX670またはB650、A620搭載マザーボードが2020年Q4リリースの可能性が高く、その時期と同時にリリースされるでしょう。ホリデーシーズンには出ると思いますが、本格的な流通は2021年Q1になるかもしれません。

taxtax.hatenablog.jp

600番台チップセットリリースの前に、未リリースのB550とA520チップセットのM/Bが出ると思われますが、登場時期によっては(機能的にも)微妙な立ち位置になるかもしれません。

taxtax.hatenablog.jp

Intelプラットフォームは?

Intel CPUプラットフォームの場合はCPUの世代ごとに対応チップセットが決められているので、世代間を跨いでCPUを変更するのであればM/Bも交換必須です。

しかしながら、第8世代や現在の第9世代Coreを「何年か通して使う」と決め打ちをしてしまえば反対に良い選択肢になるでしょう。

ソケットAM4だとZen1からこれからリリースされるZen3アーキテクチャRyzenまで使えてしまう予定なので、「後で高パフォーマンスCPUを買おう」と計画を立ててたらいつの間にかその次のプラットフォームに移行してしまい中途半端な状況に陥ってしまう場合もあります(筆者がそのパターン)。

とはいえ、過去の製品は基本的に中古の一点モノを入手することになりますので、入手性が悪くなることも考えておきたいところです。

Ryzen 7 2700

Ryzen 7 2700はZen+アーキテクチャの第2世代Ryzenで、8コア16スレッド、ベースクロック3.2 GHz、最大4.1 GHzのTDP65W品です。DDR4-2933までサポート。

筆者もRyzen 7 2700を現在使っており、消費電力とパフォーマンスのバランスが良いCPUだと感じます。

AMD CPU Ryzen 7 2700 with Wraith Spire (LED) cooler YD2700BBAFBOX

Ryzen 5 2600

Ryzen 5 2600もZen+アーキテクチャの第2世代Ryzenで、6コア12スレッド、ベースクロック3.4 GHz、最大3.9 GHzのTDP65W品です。DDR4-2933までサポート。

記事執筆時点では1万円を少し越える値段で買えるのでおすすめ

AMD CPU Ryzen 5 2600 with Wraith Stealth cooler YD2600BBAFBOX

モリー

モリーは世代間を跨がってしまうと全く使えなくなってしまうのですが、何気に深く考えない要素の一つになりがちです(筆者の場合)。現時点ではDDR4メモリが普及してだいぶ時間がたっているので問題はないと思いますが、DDR3対応CPUやM/Bを新規であえて選ぶのは現状無理がある選択。

DDR3メモリが余っている筆者のような人にはIntelプラットフォームが意外とおすすめ。AMDだとFM2+以前のプラットフォームになるので中古で探しにくくなってしまいます。

GPUNVIDIA

グラボはなかなか難しい選択になりますが、NVIDIA GeForce GTX1070は意外と買いやすくパフォーマンスもそこそこ。GTX1080以上だと対人ゲームを高リフレッシュレートモニタでごりごり動かすにも最適。

以下、ざっくりとしたNVIDIA前世代ラインナップと現ラインナップの対比表を作ってみました。参考になれば幸いです。

旧世代 現世代 AMD
GTX1080Ti  ≦ RTX2070 Super    ≒ RX5700XT
GTX1080  ≒ RTX2060 Super  ≦ RTX2070  ≦ RX5700XT
GTX1070Ti  ≒ RTX2060    ≧ RX5600XT
GTX1070  ≒ GTX1660Ti  

 ≦ RX5600XT

 ≒ RX Vega 56

  (GTX1660 Super  > GTX1660)  
GTX1060 6GB  ≒ GTX1650 Super    ≒ RX5500XT 4GB / RX590

AMD GPUだとRadeon RX580がミドルクラスとして良いのかもしれません。

RX590はワットパフォーマンスが低いのですが、そこだけ許容できれば良い選択だと思います。Radeon RX Vega 56は少し消費電力高めですが、NVIDIA GeForce GTX1070と同等レベルのGPUなので、安く変えればお得かも。

また、RX500シリーズあたりまで仮想通貨採掘用で乱発され売れ残った安いものがまだあったりするので狙ってみるのも良いかも。ただし出力端子のないグラボもあるので注意してください。

taxtax.hatenablog.jp

Radeon RX570

Radeon RX570はGTX1060 3GBの下ランクくらいの性能で、消費電力とのバランスが良いGPUです。

MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G J グラフィックスボード VD7195

taxtax.hatenablog.jp

中古で買っていいPCパーツ

こういった世代が古いPCパーツを揃える場合、中古PCパーツを購入することになると思いますが、その時に注意すべきことは二つ。

回転するものが入っていない部品」と「寿命が設定されている部品」は気を付けましょう、ということです。

わかりやすい例はHDDとSSD。HDDはディスク部品が回転する部品で、SSDフラッシュメモリのセルが徐々に劣化していくものです。

※HDDやSSDといった記憶媒体はセキュリティ上の問題もありますので気を付けて扱ってください

CPUやM/Bは大丈夫か?というと経年劣化もあり絶対ではないですが、上記のような理由はないので比較的使いやすい部品です。

グラボにはファンがついていて経年劣化が考えられますが、代替するパーツも売っていますので上手く利用すれば良い結果がでることもあります。

筆者は、CPUとM/Bは中古、グラボはその時々、PCケースは使いまわし、それ以外は新品で揃える、というパターンが多いですね。

店で買う

筆者が守っているパターンはこれ。某オークションサイト等でも良いのですが、じゃんぱら等で必ず買うようにしています。店のチェック体制含めて信頼の上、購入しています。

BTO PCや格安PCを選ぶ

カスタマイズ前提で「ベースとなるPCをBTO PCや格安PCを選ぶ」のもありです。

最低限の構成で値段を抑えつつ、強化したい部分を自分で追加・変更してしまうので好みに合ったスペックにできやすいですが、完成品PCとして購入するので自分自身でカスタマイズをしてしまうと保証がなくなる点はご注意ください。

BRIGHTON 第9世代インテル Core i7 搭載モデル BR-IC8B36M-SH

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ガイド記事

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