帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報

AMD好きによる自作PCパーツ, 自作PC向けのテック系記事サイト。主に海外サイトのリーク情報やベンチ記事を翻訳、解説します。CPUやマザボ, グラボの最新情報が強いはず。AMD情報多めです

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。またはプロモーション記事が含まれている場合があります

Cooper Lake-SP XeonとIce Lake-SP Xeonのメモリ仕様「第2世代Optane DC Persistent Memory」/xfastest【Intel】

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。またはプロモーション記事が含まれている場合があります

f:id:tatatatatax:20200316145956p:plain

2020年のIntelのHPC向けCPUは2種類のXeon、14nm++のCooper Lake-SPと10nm+のIce Lake-SPが準備されています。

Cooper Lake-SPとIce Lake-SPのXeonはラインナップが少しめんどくさく、なかなか覚えられないので、xfastestと北森瓦版の記事を基にまとめてみます。

www.xfastest.com

Intel Xeonファミリー

AMDが2020年末までにリリースを予定している第3世代EPYCと同じHPC向けCPUです。その第3世代EPYCに対してIntelは2つの製品で勝負するようです。

つまり、14nm++プロセスルールのCooper Lake-SPと10nm+プロセスルールのIce Lake-SPです。

f:id:tatatatatax:20200316150810p:plain

Intel 10nm Ice Lake-SP & 14nm Cooper Lake-SP 2020 Xeon系列詳細訊息 -

WHITLEYプラットフォーム

2ソケットと8チャネルのDDR4メモリがサポートされるプラットフォームで、Cooper Lake-SPとIce Lake-SPが対応する、とされています。

CEDAR ISLANDプラットフォーム

4ソケットと6チャネルのDDR4メモリがサポートされるプラットフォームで、Cooper Lake-SPが対応する、とされています。

Cooper Lake-SPとIce Lake-SP

2020年のIntel Xeonシリーズは非常にややこしいことになっており、北森瓦版にわかりやすいまとめがありますので引用いたします。

まとめ

  • “Cooper Lake”は6ch DDR4に対応する“Cooper Lake-6”とMCMで8ch DDR4に対応する“Cooper Lake-4”がある
  • “Cooper Lake-6”が用いるプラットフォームが“Cedar Islands”、“Cooper Lake-4”と“Ice Lake-SP”が用いるプラットフォームが“Whitley”
  • 最初に登場する“Cooper Lake”は“Cedar Islands”に対応し、6ch DDR4メモリコントローラを有する“Cooper Lake-6”。5~6月予定。
  • “Cooper Lake-4”はrespinがかかり3ヶ月遅れ。
  • “Ice Lake-SP”はSCC, HCC, XCCの3種類のダイがあるが、2020年中に登場するのは前2者のみ
  • “Ice Lake-SP”は2020年末に登場するものの、2020年中の流通量はごく少量

北森瓦版 - 8ch DDR4対応の“Whitley”プラットフォームが全体的に遅れる可能性

Cooper Lake-SP

Cooper Lake-SPは14nm++プロセスルールで製造されるXeonで、6チャネルDDR4と8チャネルDDR4に対応する2種類が2020年にリリースされる予定です。

  • 6チャネルDDR4版が2020年Q2に出る?
  • 8チャネルDDR4版は遅れて2020年Q3?

と噂されています。

Ice Lake-SP

Ice Lake-SPは10nm+プロセスルールで製造されるXeonで、8チャネルDDR4に対応する1種類のみ。リリースはCooper Lake-SPより遅れて2020年末に。

第2世代Optane DC Persistent Memory

この世代のXeonはCPU云々というより、どちらかというとメモリ仕様に特徴を見出せます。

上記の通り6チャネルもしくは8チャネルの帯域を確保し、15%程の帯域幅が改善される「第2世代Optane DC Persistent Memory」対応。

DRAMフラッシュメモリの隙間を埋めるOptane DC Persistent Memory

Optane DC Persistent Memoryは、Intelが「3D XPoint(スリーディークロスポイント)」の開発のコードネームで開発してきた高速なフラッシュメモリを、DRAMインターフェイスであるDDR4のデータ信号で利用できるようにしたメモリモジュールとなる。

pc.watch.impress.co.jp

WHITLEYのメモリ仕様

WHITLEYプラットフォームは8チャネルの最大3200MT / sでスロットあたり4TBの容量をサポート。

CEDAR ISLANDのメモリ仕様

CEDAR ISLANDプラットフォームは6チャネルの最大2933 MT / sでスロットあたり3TBの容量をサポート。

 

関連情報

ガイド記事


※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。またはプロモーション記事が含まれている場合があります
Copyright © 2020-2023 帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報 All rights reserved.