AMD Chinaの「ディーラープロモーションミーティング」からのリーク画像によるとSocket AM5 CPUは9月15日にリリースされることが示唆されていますが、この画像が本物かどうかは確認できません。この日付はある程度懐疑的に見る必要がある、という前提付きの記事を紹介します。
Socket AM5 CPUは9月15日にリリース?
AMDChinaの「ディーラープロモーションミーティング」からのリーク画像は、Socket AM5 CPUが9月15日にリリースされることを示唆していますが、この画像が本物であるかどうかは定かではありません。
また、リリース日だけではなく、AMDの次世代CPUである「Ryzen 7000(Zen 4)」のラインナップにRyzen 9 7950Xが含まれる可能性もある、とguru3dの記事では示されています。
Ryzen 7000シリーズ
この記事では以下のモデルナンバーが発表される可能性があるとしています。
これらは、5950X、5900X、5800X、および5600Xに置き換わるものでしょう。
AMDは最近、「Ryzen 7000シリーズでは16コア/32スレッドが限界」だと話しており、Ryzen 9 7950XはそうしたCPUになっているそう。いずれもSocket AM5、PCI-Express Gen5、DDR5メモリ対応を特徴としています。
Zen 4アーキテクチャCPUでSocket AM4?
Zen 4アーキテクチャCPUながらSocket AM4、PCI-Express Gen 4、DDR4メモリ対応という枯れた規格をサポートするかもしれないという噂もあります。つまり、既存のチップセットやM/B、メモリと互換性をとるかもしれない、ということです。
Socket AM5やDDR5メモリへ変更、つまりマザーボードやメモリ規格を強制変更させることはローエンド市場への訴求力を失うかも?とAMDが心配しているという、サプライチェーン筋(リセラー)の噂話です。Socket AM5と対応CPUがリリースされた頃にDDR5メモリがローエンド市場に耐えうる価格に下がるかどうか不透明という点もあるようです。
もし既存のSocket AM4マザーボードとDDR4メモリの組み合わせが可能であればローコストで移行を促せることができ、Intelのローエンド帯チップセット搭載マザーボードと競合することができるだろう、ということになります。