NVIDIAの次世代GPU「RTX 4000 シリーズ」は2022年10月中の登場が予想されていますが、噂として12月に延期される可能性が指摘されています。遅延理由は既存のRTX 3000シリーズにある、とする記事を紹介いたします。
GeForce RTX 3000シリーズGPUが溢れている
NVIDIAの次世代GPU「RTX 4000」シリーズは2022年10月中の登場が予想されていますが、YouTubeチャンネル「Moore's Law Is Dead」ではNVIDIAは2022年12月に延期される可能性を指摘しています。
現在のGPU市場には中古のGeForce RTX 3000シリーズを搭載したグラフィックカードが溢れており、NVIDIAにとって新しいGPU搭載グラフィックカードの需要がどのくらいか測りかねている、それを見極めるため投入を延期するだろう、というロジックです。
暗号通貨の暴落
最近の暗号の暴落も絡み中古市場が暗号通貨マイニングに使用されるデバイスで溢れている状況があります。それによって本来購入できたであろう一般ユーザーが中古のGeForce RTX 3000シリーズへ流れているため需要が小さくなっている、というのが小売り・流通業者の見解だとYouTubeチャンネル「Moore's Law Is Dead」では語られています。
そのため、2022年10月にGeForce RTX 4000シリーズを発表、市場流通は2022年12月後半になるかもしれない、というロードマップを噂として報じています。
もちろんこれらは噂好きな業界のひとつの話に過ぎません。NVIDIAが実際、どう反応するかはまだわかっていません。