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ASRock、AMD Ryzen 9000シリーズCPUの焼損報告を受け日本でマザーボード保証を延長

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Image via ASRock

ASRockは、AMDRyzen 9000プロセッサが特定のマザーボードで焼損する問題が継続していることを受け、日本国内向けマザーボードの保証期間延長を開始。通常は2年間の保証ですが、2025年末までにASRockファンクラブに登録した日本国内のユーザーは3年間の保証を受けることができるとのこと。

www.guru3d.com

日本国内ユーザ限定

この保証期間延長措置は、日本国内限定とのこと。その他の地域のユーザーは従来通りの2年間保証となります。

www.asrock.com

The move follows a wave of complaints from users who’ve seen their CPUs fail, sometimes in dramatic ways. Many of these cases appear linked to BIOS settings and how the boards handle power delivery. 

この措置は、CPUが故障する(時には劇的な形で)というユーザーからの苦情が相次いだことを受けてのもの。多くの事例はBIOS設定やマザーボードの電力供給処理に関連しているようだ。

ASRock Extends Motherboard Warranty in Japan After Ryzen 9000 CPU Burn Reports

ASRockは以前、AMD 800シリーズマザーボード向けにBIOSバージョン3.40をリリースし、セーフティリミットの一部を調整することでこの問題に対処しようとしましたが、コミュニティフォーラムには今もCPU焼損の新たな報告が上がっており、問題が完全に解消されたわけではない、としています。

AMDもこの問題に言及し、マザーボードメーカーのBIOSバージョンすべてが自社の仕様を厳密に遵守しているわけではなく危険な状態を引き起こす可能性があると指摘しています。この問題を解決するためAMDは、ASRockなどのパートナーと協力し、より安全なBIOSアップデートを推進。これにより新たな故障は防げるはずですが、根本の解決策ではなく現時点でベターな予防策でしかないともいえます(もっと言うならば、損傷してしまったCPUは元に戻りません……)。

guru3dでは、「日本国外のユーザーにとってこの状況はやや苛立たしいもの」と記述しています。追加保証の対象外となるため、2年保証というデフォルトの保証に頼るしかありません。日本の購入者は安全策の追加を得られる一方、その他の地域のユーザーは、AMDマザーボードメーカーによる恒久的な解決策を待つしかない状況です。

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