
AMDの新しいノートPC向けCPUシリーズがリリースされるようですが、Rembrandt世代及びMendocino世代のリネーム・再利用品とのこと。モデルネームから察することが出来ますが、エントリーモデル群となっています。
AMD Ryzen 100 / Ryzen 10シリーズ
AMD just pulled another name shuffle, now with a couple of older-generation processors. The company quietly added two "new" processor families, Ryzen 100 and Ryzen 10, to its public price list, even though the dies inside very likely date back to when "Rembrandt" and "Mendocino" first shipped, around 2021-2022.
AMDがまたもや名称変更を実施。今回は旧世代プロセッサ数機種が対象となった。同社は公式価格表に「Ryzen 100」と「Ryzen 10」という2つの「新」プロセッサファミリーをひっそりと追加したが、内部のダイはほぼ間違いなく「Rembrandt」と「Mendocino」が初出荷された2021~2022年頃の設計に遡る。
Zen 3+コアのRembrandtコアのリネーム・再利用品がRyzen 100シリーズ、Zen 2コアのMendocinoコアのリネーム・再利用品がRyzen 10シリーズとのことで、現在出回っているノートPC向けRyzenシリーズのモデルネームと差別化されているのでわかりやすい気がします。エントリーモデル向けシリーズとのことなので、これからリリースされる格安ノートPCに採用されていくのでしょうか。
"New" Rembrandtコア(Zen 3+)ベース
- Ryzen 3 110 : 4C/8T
- Ryzen 5 130 : 6C/12T
- Ryzen 5 150 : 6C/12T
- Ryzen 7 160 : 8C/16T
- Ryzen 7 170 : 8C/16T
上記リスト内で最上位となるRyzen 7 170は、Zen 3+コアで、8C/16T、iGPUにRadeon RX 680M、TDPは28W(ベンダーにて通常15W~30Wの範囲で調整する)というスペックです。下位モデルのRyzen 5 150/130は、コア数が少なくなり、クロックは下がる予想。iGPUは(多くの場合)Radeon RX 680Mを搭載。
"New" Mendocinoコア(Zen 2)ベース
Ryzen 10シリーズは最大4C/8Tとなり、iGPUはRadeon RX 610M、TDPは15W電力目標を設定。
まとめ
古いアーキテクチャのコアを再利用しているため、PCIe 3.0でありUSB4はオプション扱いでしょう。これらCPU/APUを採用したノートPCに最新I/O機能は期待できません。とはいえ「エントリーレベルのノートPC」という目線なら、最新I/O搭載は必須ではないはずなのでベターな選択となるでしょう。
Readers might wonder why is AMD bringing older silicon back? Our best guess is that AMD may be monetizing existing inventory, wafers and validated designs produced when 6 nm capacity was limited and costly. Having secured that capacity at TSMC, AMD was obliged to use it even if it moved on to newer CPU generations.
読者は「AMDはなぜ旧世代シリコンを復活させるのか?」と疑問に思うかもしれない。我々の推測では、AMDは6nmプロセスが限られ高コストだった時期に生産された既存在庫、ウェハー、検証済み設計を収益化している可能性がある。TSMCでその生産能力を確保した以上、AMDは新世代CPUに移行した後もそれを活用せざるを得なかったのだ。
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