
今回SAPPHIREから発表された中国市場向け2製品は、前世代で成功を収めた「GRE(Golden Rabbit Edition)」の名称を継承し、中国市場のニーズに合わせてコストパフォーマンスを極限まで最適化した戦略的製品だ。
Sapphire Intros China-specific Radeon RX 9070 GRE Pulse Pro and RX 9060 XT Pulse S | TechPowerUp
Sapphire Radeon RX 9070 GRE Pulse Pro


本製品は、同社の「Pure」シリーズに近い基板設計を採用しつつ、外装をブラックで統一したハイエンド志向のモデルである。
- GPUアーキテクチャ: RDNA 4 (4nm "Navi 48" シリコン)
- コア構成: 48基のコンピュートユニット (3,072 ストリームプロセッサ)
- クロック速度
- ブーストクロック: 2,920 MHz
- ゲームクロック: 2,340 MHz
- メモリ: 12GB GDDR6 (20Gbps) / 192-bit メモリバス
- 物理設計
- 全長: 32 cm
- 冷却: 重厚な3スロット占有型冷却ソリューション
- 補助電源: 8ピン × 2
- 映像出力: HDMI 2.1b × 2、DisplayPort 2.1a × 2
Sapphire Radeon RX 9060 XT 8GB Pulse S


グローバルモデルをさらに小型化したモデルが「Radeon RX 9060 XT 8GB Pulse S」となる。省スペースな筐体への組み込みを重視した基本設計と、中国のメインストリーム層をターゲットにコスパを最適化した点が特徴。
- フォームファクタ: コンパクトな2スロット設計
- サイズ比較:
- Pulse S (中国向け): 全長 20 cm / 高さ 12.2 cm
- 標準 Pulse (グローバル): 全長 24 cm / 高さ 12.4 cm
- メモリ: 8GB GDDR6
市場における位置付け
Radeon RX 9070 GREは、極めて戦略的なポジションを担う。20Gbpsの高速な12GBメモリを搭載することで、グローバル展開されている「RX 9070」と「RX 9060 XT 16GB」の中間を埋める存在となっている。特にSapphire Radeon RX 9070 GRE Pulse Proのブーストクロック2,920 MHzという数値は、GREモデルとしては非常にアグレッシブな設定で、1440p解像度における高リフレッシュレートでのゲーミングにおいて強力な選択肢となることが期待される。
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