
PCケース「HS-01」などで注目を集めた新興PCパーツブランド「HAVN」が、同ブランド初となるPC用電源ユニット(PSU)ラインナップ「XR」シリーズを発表し、電源市場への参入を果たした。同社がケース設計で培ってきた「性能と品質への徹底的なこだわり」を、システムの根幹を支える電源ユニットにも導入する構えである。
ハイエンド構成を見据えた仕様

HAVN XRシリーズは、最新のグラフィックボード(GPU)やマルチコアCPUといった高消費電力コンポーネントを安定して駆動させるため、ATX 3.1およびPCIe 5.1規格に完全準拠している。
- 効率性と信頼性: 80 PLUS Gold認証、(XR 1200WおよびXR 1000Wはいずれも)Cybeneticsの騒音評価でA++を獲得している。高い電力変換効率を実現し、システム負荷時でも発熱や電力の無駄を最小限に抑える
- 高品質コンポーネント: 内部には信頼性の高い100%日本メーカー製105℃電解コンデンサを採用。長寿命かつ安定した電圧供給を可能にしている
- スマートなファン制御: 低負荷時にはファンを停止させて完全無音にする「セミファンレスモード(Zero RPMモード)」を搭載。静音性と冷却性能を両立させている
フルモジュラー設計と独自デザイン
ケーブル配線は、必要なケーブルのみを接続するフルモジュラー方式を採用している。これによりケース内部のエアフローを改善し、すっきりとしたビルドが可能である。さらに、HAVN特有のブランドアイデンティティを反映した独特の外観意匠が施されており、同社のPCケースと組み合わせた際のトータルコーディネートにも配慮されている。
容量ラインナップと保証
XRシリーズは、ミドルレンジからウルトラハイエンドまでの構成をカバーするため、複数の容量モデル(例:850W、1000W、1200Wなど)で展開される予定だ。また、品質への自信の表れとして、長期のメーカー10年保証が付帯する。
総評:PCパーツエコシステムの拡大へ

HAVNはデザイン性に優れたPCケースで自作PC市場において急速に評価を高めてきた。今回の「XR」電源シリーズの投入は、単なる製品カテゴリの拡大にとどまらず、同社が目指す「プレミアムな自作PCエコシステム」の構築に向けた重要な一歩と言える。信頼性の高い電源ユニットの選択肢がさらに増えることは、自作PCユーザーにとっても歓迎すべき動向である。
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