
ミニPCメーカーのGMKtecは、次世代の超ハイエンドミニPC「EVO-X3」を間もなく投入する。本製品は、AMDの最新かつ最高峰のモバイル・ワークステーション向けプロセッサと、ミニPCの常識を覆す大容量メモリ、そして強力な拡張インターフェースを備えたモンスターマシンである。
Ryzen AI Max+ Pro 495の圧倒的なパワー
EVO-X3の最上位バリアントには、AMDの最新APUである「Ryzen AI Max+ Pro 495」が搭載される。このプロセッサは、強力なCPUコアだけでなく、ディスクリートGPU(単体グラフィックボード)に匹敵する大規模な内蔵グラフィックス、および強力なAI処理専用のNPU(Neural Processing Unit)を統合しているのが特徴である。
これにより、動画編集、3Dレンダリング、ローカル環境での大規模言語モデル(LLM)の実行といった、従来のミニPCでは困難だったヘビーなワークロードを、この小さな筐体一台でこなすことが可能となる。
ミニPC初、驚異の「192GBメモリ」を搭載
本製品の最も驚くべきスペックは、最大192GBのシステムメモリ(RAM)を搭載できる点である。
一般的なミニPCが最大32GB〜64GB、一般的なデスクトップでも128GBが実用上の上限とされることが多いなか、192GBというサーバーや本格的なワークステーション並みのメモリ容量を実現した。
この膨大なメモリ帯域は、高解像度のテクスチャを扱うクリエイティブ作業や、大量のVRAM(ビデオメモリ)を必要とするAIモデルのグラフィックス処理において、圧倒的なアドバンテージとなる。
OCuLinkポート搭載による、究極のグラフィックス拡張性
EVO-X3には、高速拡張インターフェースである「OCuLink」ポートが標準で搭載されている。
OCuLink(オーシーリンク)とは?
外部のグラフィックボード(eGPU)を接続するための規格。一般的なThunderbolt 4やUSB4(最大40Gbps)と比較して、PCI Expressの帯域を直接引き出せるため、より高速でデータのボトルネックが少なく、外付けGPUの性能をほぼ100%引き出すことができる。
内蔵のRyzen AI Max+ Proグラフィックスだけでも極めて強力だが、OCuLinkを介してデスクトップ用の最上位GPU(NVIDIA GeForce RTX 4090など)を接続すれば、ウルトラハイエンドなゲーミングデスクトップPCへとも変貌する。
まとめ:ミニPCの限界を突破する一台
GMKtecの「EVO-X3」は、これまでの「ミニPC=省スペースだが性能はそこそこ」という概念を完全に打ち破るプロダクトである。
「Ryzen AI Max+ Pro 495」「192GBメモリ」「OCuLink」という3つの要素が融合したこのマシンは、省スペース性と絶対的なパフォーマンスの両妥協を許さないプロフェッショナル、クリエイター、そしてハードウェア愛好家にとって、2026年最大の注目作となることは間違いない。
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