帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報

AMD好きによる自作PCパーツ テックサイト。主に海外サイトのリーク情報やベンチ記事を翻訳, 解説します。CPUやマザボ, グラボの最新情報が強いはず。AMD情報多め

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。またはプロモーション記事が含まれている場合があります

AMD EXPO-ULL|Socket AM5環境での低レイテンシDDR5設定を容易にする新プロファイルをASUS、MSIが導入

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。またはプロモーション記事が含まれている場合があります

Image via guru3d

ASUSとMSIは、AMD EXPO-ULLメモリプロファイルのサポートを追加するAMD 600マザーボード向けのUEFIファームウェアアップデートを公開しはじめた。

ASUS and MSI Add EXPO-ULL Memory Support to AMD X670E Boards

EXPO-ULL

この新しいプロファイルタイプは、Socket AM5プラットフォームにおける低レイテンシ(低遅延)DDR5構成の利用を簡素化することを目的としている。

「EXPO-ULL」はSPD(Serial Presence Detect)ベースの拡張機能であり、メモリベンダーがより標準化された方法で、より厳格なDDR5設定を定義できるようにするものだ。メモリの動作周波数を引き上げるのではなく、既存の速度クラス(クロックスピード)内でレイテンシを改善することに重点が置かれている。

メモリキットに互換性のあるプロファイルが含まれている場合、マザーボードのファームウェアがプリセットベースでこれらの設定を適用する。たとえば、DDR5-6000キットで一般的に見られるCL30やCL36よりも高速な「CL26」動作などを、プリセットから手軽に選択・設定できるようになる。

メモリ手動運用のハードルを専門知識なしでクリア

本機能は、クロックスピードよりもレイテンシの短縮と安定性を中心にチューニングされることが多い、Ryzen 7000およびRyzen 9000シリーズのDDR5メモリ設定に直結している。

一般に、タイミング設定をタイトに詰める(数値を小さくする)ことでシステムは恩恵を受けられるが、一般的なユーザーにとって手動でのメモリチューニングは非常に難易度が高い。その点、高度なレイテンシ調整をプロファイル選択だけで手軽に行えるようになる恩恵は極めて大きい。

ASUSとMSIが対応BIOSの配信を開始

ASUSは、いくつかのX670Eマザーボード向けに提供を開始した「Beta BIOS 3803」を通じてこの機能をサポートしている。対象となる主要ブランドは以下の通りだ。

  • ROG Crosshair
  • ROG Strix
  • ProArt
  • TUF Gaming

また、MSIもフラッグシップモデル「MEG X670E GODLIKE」向けに同様のアップデートをリリースした。両メーカーのファームウェアアップデートには、最新のAMD AGESA 1.3.0.1bが含まれている。

注意点と互換性の見通し

注意すべきは、このアップデートを適用したからといって「すべてのメモリキットで即座にレイテンシを詰められる」とは限らない点だ。最終的な安定動作やチューニングの成否は、以下の要素に依存する。

  • メモリモジュールに搭載されているDRAM IC(チップ)の種類
  • メモリベンダーによる検証状況
  • マザーボードのファームウェアおよびPCB(基板)レイアウト
  • 搭載されているRyzenプロセッサのメモリコントローラ(IMC)の品質

あくまでEXPO-ULLと互換性のあるメモリキットを利用した場合に、DDR5のレイテンシをさらに詰められる可能性が広がるという位置づけである。

EXPO-ULLのサポートは特定のAMDチップセット世代に限定されないため、今後さらに多くのマザーボードベンダーが追随して対応BIOSをリリースすると予想される。

www.guru3d.com

おすすめ記事

taxtax.hatenablog.jp

taxtax.hatenablog.jp

taxtax.hatenablog.jp

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。またはプロモーション記事が含まれている場合があります

Copyright © 2020-2023 帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報 All rights reserved.