
以前PT2搭載PCのリプレイス記事を上梓いたしましたが、今回は3台目となる眠っているPCを再生した話です。お金をかけずに余ったパーツの寄せ集めばかりにすること、OSは久しぶりにLinuxを、という2つの目標があります。大昔にRed Hat LinuxやTurbo Linux、SUSE Linuxを入れたりしていた経験はありますが、使いこなせていたとは言えない知識的に怪しいレベルです。
最初の構成
まずは余り物で組むという1つ目の目標である古いパーツで組んでみました。CPUとマザーボードは時には昔持ってたマザーボードをあげて変遷を振り返る その3に記したとおり、A10-7850KとMSI A88XM GAMINGの組み合わせ。dGPUはRadeon R9 nanoです。


- CPU:AMD A10-7850K
- CPUクーラー:無双4(OWL-CCSH01F)
- M/B:MSI A88XM GAMING
- グラボ:AMD Radeon R9 nano
- メモリー:DDR3余り物で計20GB(8GBx2+2GBx2)
- ストレージ:SATA接続の2.5インチSDDx2(128GB+480GB)
- PCケース:Abee AS Enclosure HT-220
- 電源:AS Power Silentist+(670Wモデル)
- モニタ:1440pモバイルモニタx2
- その他:玄人志向のUSB2.0+IEEE1394a,b+Gigabit LANコンボ
- オーディオインターフェース:M-Audio Delta 1010、Roland UA-25EX
M-Audio Delta 1010を使う手前、PCIスロット増設インターフェースのみ新規購入いたしました。ASMediaの定番ブリッジチップを使っているので問題なく動作しています。
PCI-E Express X1 USB拡張カード 3.0ケーブル付き デュアル PCI ライザー エクステンダ カード アダプタ インターフェースカード
OSはUbuntu Studioです。筆者的に久しぶりのLinuxなのでユーザの多いUbuntu系統、デフォルトでLow Latency Kernelを採用しているUbuntu Studioを選んでみました。
せっかくPCIスロットがつかえるようになったので、ずっと眠っているESI/Ego-sys Waveterminal 2496とEmagic Audiowerk8(Breakout box)も使えたらいいなと思いましたが認識しませんでした。残念。基本的にはALSA SoundCard Matrixリストに掲載されているオーディオインターフェースなら認識するとのこと(RolandとYAMAHAのオーディオインターフェースはリストになくともある程度動くという話もあります)。
使用感
自分自身の主な使い方は「ブラウザをたくさん使う」ことです。このような使い方であればA10-7850Kでも意外とサクサク動きます。ぶっちゃけWindows10/11と遜色ないなという感もありましたので、上記初期構成でずっと使おうと思っていましたが少しヘビーかな?と思われる場面がありました。
複数のブラウザを開いてそれぞれ多数のタブを開いて動かしがちなので「Valorantの試合をYouTubeにて設定1080p60fps、リアルタイム視聴しつつ複数のブラウザをダブルモニターで動かす」といった場面ではいっぱいいっぱいになってしまっていました。CPUクーラーもケースファンも頑張って回るようになります。1440pモニタx2は辛かったのかも。
AMD Ryzen 5 3600
繰り返しとなりますが、A10-7850Kでも軽いネット閲覧程度ではプアに感じず使うことができていましたが、なにげに本サイトのRyzen 5 3600記事を読んでいたところ、中古で1万円以内(記事執筆時)で購入できるちょうどよい性能のCPUだなと改めて感じ入り、じゃんぱらで購入。併せてASUS TUF GAMING B550M-PLUSも購入です。
もう少しスペックがのったCPUでも良かったのですが、ケースが密閉したAbee AS Enclosure HT-220のため抑えめにしてみました。




- CPU:AMD Ryzen 5 3600(変更)
- CPUクーラー:無双4(OWL-CCSH01F)
- M/B:ASUS TUF GAMING B550M-PLUS(変更)
- グラボ:AMD Radeon R9 nano
- メモリー:DDR4 計32GB(16GBx2)(変更)
- ストレージ:SATA接続の2.5インチSDDx2(128GB+480GB)
- PCケース:Abee AS Enclosure HT-220
- 電源:AS Power Silentist+(670Wモデル)
- モニタ:1440pモバイルモニタx2
- その他:玄人志向のUSB2.0+IEEE1394a,b+Gigabit LANコンボ
- オーディオインターフェース:M-Audio Delta 1010、Roland UA-25EX
CPUクーラーはそのまま無双4(OWL-CCSH01F)です。電源のAbeeロゴが懐かしい。

Hardware Sensors Indicator読みで、YouTube閲覧+本記事執筆時で55℃くらいです。cpupower_guiにてALL Core 2GHzにすると約10℃さがるイメージです。

あたり前ですがA10-7850Kに比べると処理能力にかなり差があります。A10-7850K搭載時ではCPUやケースファンがかなり頑張って回っていた使い方でも、Ryzen 5 3600の場合ではファンは普通以下の回転数でありかなり静か。処理能力の高さが伺いしれます。さらっと動きます。使い方的にはA10-7850K搭載時と変わらないのでもったいない気もしなくもないですが……。
Ubuntu Studio
2つ目の目標にあるとおり、OSには(自分にとっては久しぶりの)Linuxをチョイス。ディストリビューションはUbuntuの派生Ver.であるUbuntu Studioです。Linuxをインストールしたり遊んでいたのはかなり前で、使えるかどうか不安でしたがデスクトップPCとしてかなり完成度が高くびっくりしました。Windows 10 サポートが2025年10月14日に終了するに伴い、代替OSとしてLinuxを勧めることがウェブメディア等で散見されますが、うなずけるものです。多少なりとも知識が必要なのは間違いないのですが、まずは2nd PCや3rd PCに入れて試してみようというハナシはかなりアリなんじゃないでしょうか。CPUとM/B(とメモリ)を変更してもOSそのままですんなり動くところが便利な点です。
Ubuntu Studioは、クリエイティブ系ソフトウェアやLow Latency Kernelが予め採用されているUbuntuベースのディストリビューションです。Ubuntuはユーザーが多いので、なにか困ったらWeb検索で解決策を見出しやすい点が私のような初心者にありがたいと感じます。
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