CES 2020にてデビューしたULTIMATE 1080p GAMINGセグメントのRX5600XTのアーキテクチャーに品名?がきちんと付いているよ、という記事紹介です。
AMD Radeon RX 5600 XT Gets Latest Navi 10 SKU, The Navi 10 XLE With Optimized Clocks
RX5600XTはNavi10XLE
RX5600シリーズは第一世代Navi(RDNA1)ですが、以下のようにブランディングされるようです。
- Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary: Navi 10 XTX
- Radeon RX 5700 XT: Navi 10 XT (some models have XTX)
- Radeon RX 5700: Navi 10 XL
- Radeon RX 5600 XT: Navi 10 XLE
- Radeon RX 5600 OEM: Navi 10 XE
- Radeon RX 5600M: Navi 10 XM
この差別化はスペック比較的にもわかりやすいと思います。(RX 5700 XT 50th Anniversaryはとりあえず脇に置いておいて)RX5700XTが「XT」でRX5700は「XL」を基本として、RX5700の機能制限版的な立ち位置のRX5600XTは「XLE」となるのはなるほどな、と。
RX5600はリテール市場に流れない
同記事にもあるようにRX5600はOEM向けになるようです。
4gamerのインタビュー記事にもそう記載されているので、RX5600シリーズのグラフィックカードを購入する際にはRX5600XTの型番を目指せば問題ありません。
また、4gamerのインタビュー記事ではRX5500シリーズとRX5600シリーズの立ち位置についてわかりやすく記載されていますので、これから新しく買おうと考えている方には参考になるのではないでしょうか?
「Steamのアンケート機能によると,現在のゲームファンにおけるGPU買い換えサイクルは3年となっている。ゲームファンのほとんどは,フルHD環境でゲームを楽しんでいる。つまり,彼らに満足してもらえるGPUは,少なくとも今後3年間は,フルHD環境で満足のいく製品である必要がある。RX 5600は,最新ゲームの最高品質を60fpsオーバーで楽しめるものとして設計した。そのため「ULTIMATE 1080p GAMING」というコピーになっている」
(中略)
ところで,RX 5600の仕様を見た人は気付いたかもしれないが,RX 5600は容量6GBのGDDR6メモリ,RX 5500は容量4GB,または8GBのGDDR6メモリを搭載するので,8GB版のRX 5500を選んだほうがグラフィックスメモリ容量が多いという逆転が起こっている。
これについてChandrasekhar氏に質問したところ,「RX 5600のメモリインタフェースは192bit,RX 5500は128bitなので,メモリ帯域幅はRX 5600のほうが高くなる。フレームレートを重視するのであれば,5600のほうが性能は上である」という答えが返ってきた。つまり,ゲーム用途ではRX 5600シリーズのほうが高性能であるというわけだ。一方で,動画編集やグラフィックスデザインといったクリエイティブな用途では,グラフィックスメモリの容量が大きい8GB版のRX 5500を選択するのはありだろう。西川善司の3DGE:Ryzen 4000とRadeon RX 5600 XTの気になるところをAMDにアレコレ聞いてみた - 4Gamer.net
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