Intelの次期CPU(SoC)「Meteor Lake」搭載ノートPCの情報が続々と報じられています。本稿はASUSのハイエンドノートPC「ROG Zephyrus」の話題で、NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズ(おそらくノートPC向け)が搭載されるそうです。
※リーク情報のため不確かな情報も含まれる場合があります
Meteor Lake「Core Ultra」+ NVIDIA GeForce RTX 4000
Intel Core Ultra 9 185H
ASUSはメインストリーム向けZenbookシリーズでCore Ultra 7とCore Ultra 5を搭載するラインアップがリークされていますが、ASUSノートPCラインナップではハイエンドとなる「ROG Zephyrus M16」シリーズにもCore Ultra搭載モデルを用意するようです。さらに、dGPUとしてNVIDIA GeForce RTXシリーズも搭載しているとのこと。
ASUS ROG Zephyrus M16 "GU605MY"
— 188号 (@momomo_us) 2023年12月2日
ASUS ROG Zephyrus M16 "GU605MY" は、CPU(SoC)にCore Ultra 9 185Hを搭載。
このCPU(SoC)には、統合GPUとしてAlchemistアーキテクチャに基づくArc Xe-LPGを8つのXeコアが搭載されますが、dGPUとしてNVIDIA GeForce RTX 4090を搭載しているとしています。
また、上記画像からわかるその他の仕様は以下の通り。
- 液晶パネル:16インチWQXGA(2560 x 1600)
- メモリ:最大32GB
- ストレージ:最大1TBのPCIe NVMe
チェックすべきポイントは上記画像のメモリ部分で、「LPDDR5X」と記載されていることです。
もしこの情報が正しいのであれば、Meteor Lakeを搭載したASUS ROG Zephyrusは現在ノートPC他コンパクトなシステムのほぼ全てに採用されているSO-DIMMではなく、CAMM Common Specを採用しているのでは?とwccftechの記事では指摘しています。本稿執筆時点においてCAMM Common Specのメモリモジュールをユーザー自身が交換・追加できないので、初期導入時のメモリ容量に依存するということとなります。
海外メディアPCWorldの報道によれば、JEDECが次世代のノートPC用メモリモジュールとして、CAMM Common Specを採用する予定だという。
しかし、このメモリ仕様に関しては憶測になるので公式発表を待つ必要があります。
ASUSのROG ZephyrusシリーズはハイエンドゲーミングノートPCシリーズのため、2,000ドル以上の価格帯が予想されます。Core Ultra 9は2024年1月以降のローンチが予想されているため、CES 2024でノートパソコンが正式に発表されると期待できます。
Intel Meteor LakeアーキテクチャCPU(SoC)「Core Ultra」発表|次世代CPUコア、Arc GPU、NPUを搭載した初のチップレット設計
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