PS5とXbox Series Xに対抗するのはRTX GPU搭載のゲーミングノートPC、という話 /NVIDIA
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NVIDIAは、RTX GPU搭載ノートPCを引き合いに出し、PS5とXbox Series Xより強力なゲーミングコンソールだと主張しています。
PS5とXbox Series Xが結局どのくらいのスペックなのか未だわかりませんが、現行のハイエンドなゲーミングノートPCであればワンストップで高リフレッシュレート・高画質でゲームが遊べると思われますが……。
notebookcheckの記事によると、NVIDIA CEOのジェン・スン・ファン氏はRTX GPU搭載のゲーミングノートPCであれば、本格的なゲームセッションが可能だ、としています。
The executive reckons that gaming laptops fitted with Nvidia RTX GPUs will defeat the AMD-based PlayStation 5 and Xbox Series X in the upcoming next-gen console clash.
ゲーミングノートPCは高い
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とはいえ、ネックは価格。
ジェン・スン・ファン氏は「例えばIntel Core i9-9900KとNVIDIA GeForce RTX2080を搭載したAlienware Area-51Mであれば、本格的なゲームセッションが可能だろう」とおっしゃっていますが、Alienware Area-51Mを買うには日本円で26万~36万必要です。
現実的なのはGeForce Now
現時点でゲーム専用コンソールに対抗する現実的な手は、GeForce Now(クラウドゲーム)ではないでしょうか。デバイス依存はないわけですから30万用意する必要はありません。
本記事の主題はゲーミングノートPCの値段が高い、というより「ゲーム用に仕上げたPCは高い」ということなのですが、GeForce Nowはその解決策にはなっていません。
ゲーミングPCは安くならないの?
今後も(おそらく)安くなることはないでしょう。
PC用パーツ、例えばデスクトップ用のグラボであれば日本円で2~3万円台がミドル、4~6万円台がミドルハイ、それ以上はハイエンド、1万円台はローエンドと相場が決まっています。これは昔からあまり変わっていません。
過去のものの性能はその時の能力でしかありませんが、過去も今も「ミドルレンジと決められたGPU」を積んだグラボは、そのくらいの値段で売っています。
値段は変えないけど同じ値段で性能を上げていきますよ、というジャンルなのです。
ノートPCはデスクトップPCより熱設計がシビア過ぎる、また、持って動かせるものなので、使われている部品はそれらに耐えなければならず、デスクトップPCより単価も売価もあがりますが、同じような思想の元に動いています。
「今後もおそらく安くなることはない」と考える理由は、何かパラダイムシフト的なことがない限り、今後もこれらは変わらず進んでいくと思うからです。
お国柄の違い
日本以外の国、特に北米や欧州ではPS5 & Xbox Series X vs.ゲーミングノートPCという図式が成り立ちますが、日本においては(この中では)PS5が主要なプレイヤーになるでしょう。
市場、というよりゲーム文化といったほうが良いと思いますが、日本語で遊べて近くの友達と遊べるのはPS5のゲームが圧倒的。国内AAAタイトルはPS5(とNINTENDO Switch)でリリースされるでしょう。
アジア圏は圧倒的にスマートフォンなので、GeForce Nowがどれだけ浸透するか、の勝負だと考えます。