AMD Ryzen 7 7840UがLinuxベンチマークで Intel「Meteor Lake」を上回る|Ryzen 7 7840UとCore Ultra 7 155Hが対決 /Tom's Hardware
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Intelの新モバイルCPU(SoC)「Meteor Lake」は、Windows環境で良好なベンチマーク結果を見せています。Tom's Hardwareの記事ではLinux環境でのベンチ結果という興味深い結果を掲載しています。Intel Core Ultra 7 155H vs.AMD Ryzen 7 7840Uです。
Linux環境下でのCPUベンチマーク
テストは2台のノートPCが使用され、Ryzen 7 7840UはFramework、Core Ultra 7 155HはAcer Swift Go 14です。
実行されたのは数百のCPUベンチマークで、これらは純粋にCPUを対象としているため両CPUに搭載されているiGPUがこれらのテストで動作しているわけではないことに注意です。しかし裏を返せば、純然たるCPUコア対決ともいえるでしょう。
AMD Ryzen 7 7840Uが28%リード
両CPUで実施された全てのテスト結果の平均が示されており、Ryzen 7 7840Uが性能で28%リードしていることが示されています。
しかし、これは必ずしもRyzen 7 7840UがLinux環境で優位に立っていることを意味しません。実際、Core Ultra 7 155Hの方が370のベンチマークのうち75で高いスコアを出してます。つまり、Linux環境においてRyzen 7 7840Uは、Core Ultra 7 155Hより総合的な性能が高いが、特定のワークロードではCore Ultra 7 155Hがリードを保っているということです。時間が経てばIntelはLinux環境でのMeteor Lake性能を改善し、Windows環境でのパフォーマンスと一致する方向性を提供できるようになるかもしれません。
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