MSIのゲーミングハンドヘルドPC「Claw」は一過性な機種ではなくClaw 2、Claw3と続く /HotHardware
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ゲーミングハンドヘルドPCで注目されているMSI「Claw」はすでに「Claw 2」を計画しており、しかもClaw 2で最後ではないだろう、という話題を紹介します。
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MSI Claw 2?Claw 3?Claw 4?
Valveが2年前にSteam Deckを発売してから注目を浴びるゲーミングハンドヘルドPC分野には、ASUS(ROG Ally)やLenovo(Legion Go)など大手企業が参入し、CES 2024ではMSIがIntel Core Ultra搭載の「MSI Claw」を発表しました。これは一過性な話題なんでしょうか?そしてMSI Clawはワンショットで終わってしまう機種なんでしょうか?
MSIのシステム製品マネージングディレクター(System Product Managing Director)であるClifford Chun氏は、「これはClawの最初のバージョンに過ぎません。私たちはこの先、Ver.2、Ver.3、Ver.4を発表する予定があります」とIGNとのインタビューの中で触れました。
MSIがClawをいつまでサポートするつもりか?MSIの携帯ゲーム機分野への参入が将来的にどうなるか?を含め、多くの話題に触れました。
「MSIはノートPCと同様のアプローチでサポートを行っています。ゲームタイトルは2〜3年ごとに多くのことを要求してくるため、我々の目標(MSI Clawの開発・発売)はおよそ2〜3年スパンになるでしょう」と述べていますが、外出先でレトロゲームをプレイすることが主な目的のユーザーに対しては「MSI Clawを10年間使い続けることができます」とChun氏は指摘しました。
具体的にいつ第2世代モデルがでるのかという点は、ハードウェアの分野、つまりCPUとGPU次第という至極当たり前の受け答えになっていますが、ノートPCと同様のアプローチをとっているという現時点においてMSIはClaw 2だけでなく、Claw 3、さらにはClaw 4もいずれ発売するつもりであることは間違いないでしょう。
Intel入ってる
発売が予定されている第1世代のClawは、Intel "Meteor Lake" Core Ultra 7 155Hを搭載し、グラフィックはCore Ultra 7 155HのiGPUを利用します。7インチのIPSディスプレイ(1920x1080、120Hz、タッチ対応)、16GBのLPDDR5-6400 RAM、512GB〜1TBのストレージ、Killer Wi-Fi 7とBluetooth 5.4のワイヤレス接続といったハードウェア構成を予定しています。
Clawの特筆すべき点は、Valve Steam DeckやASUS ROG Ally、Lenovo Legion Go等の競合モデルのようなAMD CPUを搭載していない点です。
Meteor LakeはハンドヘルドPC用に設計されたものではなく、そもそもノートPC向けです。ハンドヘルドPCセグメントでは十分なパワーがあり、iGPUのArcはゲーム用としても十分な威力を発揮します。
※IntelがMSIと共同でClawを開発したことも注目に値します