
PT2やPT1を使い続けている人にとっては、PCIスロット付きマザーボードの存在はチェックしておきたいところ。PT2/PT1後継モデルのPCIe対応のPT3はディスコンで移行先が見つからない……と嘆く皆様のためのPCIスロット付きSocket AM4、Ryzen対応マザーボード一覧記事です。2025年1月15日に追記したこちらの記事、2023年10月19日追記のこちらの記事もご確認ください。
Biostar
X470GTA

X470GTAはPCIスロット付きソケットAM4マザーボードの中では新しいチップセット。しかもPCIスロットが2本。X470は世代が古いチップセットですが、最新BIOS適用により最大Ryzen 9 5950Xまで。iGPU統合版RyzenやAthlonシリーズも対応します。また、PT2やPT1がメインの利用目的の場合はiGPU統合のGシリーズが選択肢としてあがるでしょう。
- 最新BIOS(本記事更新時):X47BG930.BST - 2024-09-30
X470GTAは既にディスコン扱いなので、入手するには中古市場で探す必要があります。中古販売時の値付けの基準がまちまちで価格の高低差が異常な場合があること、BIOSのバージョンが古い場合があること、日本国内の代理店サポートは原則ない点など中古品特有のしきたりを踏まえつつ探してみてはいかがでしょうか。オークションサービスを利用するさいには自己責任でおねがいいたします。
購入先候補
公式サイト
X370GT5

X370GT5は、上記X470GTAに採用されているX470チップセットの前モデル、「X370チップセット」搭載のSocket AM4マザーボードです。こちらもPCIスロットが2本。対応CPUは、最新BIOS適用により最大Ryzen 9 5950Xまで。iGPU統合版RyzenやAthlonシリーズも対応します。
- 最新BIOS(本記事更新時):X37AG523.BSS - 2022-05-23
X370GT5は既にディスコン扱いなので、入手するには中古市場で探す必要があります。中古販売時の値付けの基準がまちまちで価格の高低差が異常な場合があること、BIOSのバージョンが古い場合があること、日本国内の代理店サポートは原則ない点など中古品特有のしきたりを踏まえつつ探してみてはいかがでしょうか。オークションサービスを利用するさいには自己責任でおねがいいたします。
購入先候補
公式サイト
B350GT5

B350GT5は、X370GT5のB350チップセット搭載Ver.的なSocket AM4マザーボードで、こちらもPCIスロットが2本。対応CPUは、最新BIOS適用により最大Ryzen 9 5950Xまで。iGPU統合版RyzenやAthlonシリーズも対応します。
- 最新BIOS(本記事更新時):X37AG523.BSS - 2022-05-23
B350GT5はX370GT5と同じくディスコン扱い。入手するには中古市場で探す必要があります。中古販売時の値付けの基準がまちまちで価格の高低差が異常な場合があること、BIOSのバージョンが古い場合があること、日本国内の代理店サポートは原則ない点など中古品特有のしきたりを踏まえつつ探してみてはいかがでしょうか。オークションサービスを利用するさいには自己責任でおねがいいたします。
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Asus
PRIME X370-A

PRIME X370-Aは、X370チップセットのSocket AM4マザーボードです。PCIスロットは2本。対応CPUは、最新BIOS適用により最大Ryzen 9 5950Xまで。iGPU統合版RyzenやAthlonシリーズも対応します。リテール市場に出回っている、もしくは出回っていたSocket AM4のCPU・APUなら動作します。
PRIME X370-Aも国内市場においてはディスコン扱いで、中古市場で入手可能かもしれません。価格が高くなることや、BIOSのバージョンが古いこと、サポートはない点など、購入する際にはご注意ください。
購入先候補
国内取り扱い代理店サイト
ASUS PRIME X370-A (テックウィンド)
PRIME B350-PLUS

PRIME B350-PLUSは、X370チップセット搭載の「PRIME X370-A」のB350チップセット搭載Ver.なSocket AM4マザーボードです。PCIスロットは2本。対応CPUは、最新BIOS適用により最大Ryzen 9 5950Xまで。iGPU統合版RyzenやAthlonシリーズも対応します。リテール市場に出回っている、もしくは出回っていたSocket AM4のCPU・APUなら動作します。
PRIME B350-PLUSも国内市場においてはディスコン扱いで、中古市場で入手可能かもしれません。価格が高くなることや、BIOSのバージョンが古いこと、サポートはない点など、購入する際にはご注意ください。
PCIスロット搭載のソケットAM4マザーでは一押しです。
ASUS PRIME B350-PLUSを買ってみました。PCIe to PCIブリッジはASMedia ASM1083 pic.twitter.com/HQRBfR2o9r
— 帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報 (@am_rm0) 2025年1月18日
AMD Ryzen 7 2700+ASUS B350-PLUS+MSI GeForce GT 710+メモリ32GBが基本構成で、PCIスロットには試しにEgoSys/Audiotrak/ESI MAYA44 MKIIを挿してみた pic.twitter.com/aTAs5GK4qp
— 帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報 (@am_rm0) 2025年1月19日
購入先候補
国内取り扱い代理店サイト
ASUS PRIME B350-PLUS(テックウィンド)
GIGABYTE
GA-AB350M-D3H

ギガバイトGA-AB350M-D3HはのB350チップセット搭載のSocket AM4マザーボードで、今回紹介した中で唯一のマイクロATXです。
対応CPUは、最新BIOS適用により最大Ryzen 9 5950Xまで。iGPU統合版RyzenやAthlonシリーズも対応します。リテール市場に出回っている、もしくは出回っていたSocket AM4のCPU・APUなら動作します。
GA-AB350M-D3Hも国内市場においてはディスコン扱いで、中古市場で入手可能かもしれません。価格が高くなることや、BIOSのバージョンが古いこと、サポートはない点など、購入する際にはご注意ください。
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公式サイト
GIGABYTE GA-AB350M-D3H
MSI
B350 TOMAHAWK

MSIのB350チップセットAM4マザーボードがB350 TOMAHAWKです。
対応CPUは、最新BIOS適用により最大Ryzen 9 5950Xまで。iGPU統合版RyzenやAthlonシリーズも対応します。リテール市場に出回っている、もしくは出回っていたSocket AM4のCPU・APUなら動作します。
B350 TOMAHAWKも国内市場においてはディスコン扱いで、中古市場で入手可能かもしれません。価格が高くなることや、BIOSのバージョンが古いこと、サポートはない点など、購入する際にはご注意ください。
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MSI B350 TOMAHAWK
PCIスロット付きソケットAM4, Ryzenマザーボードまとめ
こうやってまとめてみると、もうそろそろPCIスロットのPT2やPT1は卒業すべきなのでしょうね。選択肢がほとんどない状況はこれからも続くどころか、この先は無くなっていく拡張スロットなのでしょうから。
2023年10月19日追記:こちらの新しい記事もご確認ください
おまけ
PCIeスロット対応キャプチャーボード
PLEX 地上デジタル・BS・CS対応TVチューナー PX-W3PE4
PCIスロット変換・拡張
Dovhmoh PCI-Ex1 〜 2 x PCIカードスロット拡張カード

