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Intelが発表したGhost Canyonが良いよね!という記事です。
Ghost Canyonは、CPU、メモリスロット、I/Oまたはバックパネルインターフェース部分がモジュール構造になっています。従来のマザーボードがPCIe増設カードのような体裁をしています。
CES 2020でも発表されました。
Intel Officially Unveils NUC 9 Extreme Kit The “Ghost Canyon NUC”
https://wccftech.com/intel-officially-unveils-nuc-9-extreme-kit-the-ghost-canyon-nuc/
モジュール
筆者は小さいPCが好きです。特に小さい筐体に中身がぎっちり収まっているところを眺めるのが特に好きです。とはいえ、組むの大変なんですよケーブル整理するところとかめんどくさい。少しでもケーブルが少なくなるようになるなら良いよね、と考えたかどうかは知りませんが、このモジュール形態は素晴らしい。
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現段階では複数のモジュールが予定されています。
①Core i9-9980HK
8コア/16スレッド 2.40GHz-5.00GHz 16MBキャッシュ TDP45W
iGPU:UHD Graphics 630 350MHz-1.25GHz②Core i7-9750H
6コア/12スレッド 2.60GHz-4.50GHz 12MBキャッシュ TDP45W
iGPU:UHD Graphics 630 350MHz-1.25GHz③Core i5-9300H
4コア/8スレッド 2.40GHz-4.10GHz 8MBキャッシュ TDP45W
iGPU:UHD Graphics 630 350MHz-1.25GHz
外見
昔からあるNUCは個人的にはあまり好ましくありませんでした。
しかし、Ghost Canyonはかっこいい。
小型PC筐体ならIntelのNUCに代表される「ベアボーン」か「Mini-ITXマザーボードと汎用ケース」など選択肢に幅がありません。しかもベアボーンの場合、外見のデザインで納得できないと替えがきかない点が個人的に苦手です。その点、新しいNUCのGhost Canyonはシンプルでかっこいい。筐体の中もスマート。
Mini-ITXサイズのグラフィックカード搭載可能
Mini-ITXサイズ(全長170mm前後)であれば、PCIe x16のグラフィックカードが搭載できます。電源容量は500w前後のものらしく、CPUとGPUのTDP制限がありますのでなんでもOKとはいきませんが、制限されたルールで燃えるタイプの自作PCユーザーにはかなりグッとる仕様ではないでしょうか?
CPUが45W、グラボが最大225Wまで搭載可能としているので容量としては若干心許ないようにも思えるけどこんなものかな、という気がします。
ショート基盤GPU(AMDのみ)はこちらの記事でもちょっとだけ紹介しています。
Razer Tomahawk Gaming Desktop
CES 2020で発表されたRazer Tomahawk Gaming Desktopは、Ghost Canyon NUCのバリエーションともいえる小型PC(ベアボーン?)で、全長を伸ばしてロングサイズのグラフィックカードが搭載できるようになっています。
拡張カードサイズのNUCとNVIDIAリファレンスGeForce RTXシリーズ、電源ユニットなどを組み込んでいるそうです。
Image via 4gamer
価格は未定であるが,2020年前半には発売するとのことだ。
Razer,NUCをベースにした小型デスクトップPC「Tomahawk」を発表。スマホ向け新型ゲームパッドなど多数の新製品も明らかに - 4Gamer.net
4gamerの記事には電源容量の記載はありませんが、GeForce RTXシリーズを搭載してのベアボーン状態だと思われますので、電源はIntelリファレンスより強化されていることは間違いないでしょう。