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Sony PlayStation 5の次世代機「PlayStation 5 Pro」のリーク情報 /videocardz.com

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Sony PS5

Image via Sony

本稿ではコードネーム「Project Trinity」と呼ばれるSonyPlayStation 5の次世代機のリーク情報をお伝えいたします。RDNA3とRDNA4のハイブリット構成になりそうなGPUの詳細、AMDカスタムAPU(SoC)のコードネーム「Viola」の内容などが含まれます。

※リーク情報のため不確かな情報も含まれる場合があります

videocardz.com

Sony PlayStation 5 Pro

プレステの次世代機かも?と想像を膨らませられるPlayStation 5 Pro(以下、PS5 Pro)の噂はKeplerResetEraのフォーラムからもたらされたものです。

PS5 Proとして知られる次世代PSは数ヶ月前から憶測の対象となっていましたが、結局、開発キットが配布されるためその時点で完全なスペックはいずれ公開されると予想されています。

Project Trinity

Project Trinityという名前は「高速ストレージ、accelerated ray tracing、scaling upという3つの技術の組み合わせ」のためトリニティだと述べられています。これらは現代のゲームとグラフィックスの基本要素であるため、ハードウェアとしてのベースアップを狙う意図が感じられます。もしPS5 Proというネーミングが正しいのであれば、次世代機とまで言わなくともアップデートモデル(PS4PS4 Proの関係性)という位置づけなのかもしれません。

Viola

PS5 ProはViolaと呼ばれる新しいSoCを使用すると言われています。このAMDのカスタムAPUは、TSMC N4Pノードを使用して製造されるZen2コアを採用する予定とされ、そのリークが正しければ現行PS5と同じマイクロアーキテクチャを維持することになります。ViolaはCPUコアを最大4.4GHzまでブーストできるようになると噂されています。

GPU

さらにAMDはRDNA3アーキテクチャGPUを導入すると噂されていますが、GPU構成の詳細は噂ごとによって異なります。

Keplerでは60個のCUが搭載されると主張しています。これはNavi 32コアのAMD Radeon RX 7800 XT(デスクトップPC向けdGPU)がすでに採用している構成と同じです。ResetEraでのリーカーは56 CUと主張しています。

PlayStation 5のGPUはRDNA1とRDNA2のハイブリットアーキテクチャを採用していたのに対し、PS5 Proに搭載されるだろうGPUは「RDNA3とRDNA4のハイブリッドアーキテクチャ」に移行すると見られています。ベースはRDNA3アーキテクチャGPUで、ray tracingはRDNA4アーキテクチャからフィードバックされた部分で強化されるはず、としています。

GPUクロックは2.0GHz、単精度演算能力は28.67TFLOPsに相当すると噂されています。

特筆すべきはray tracingのアクセラレーション部分で、シェーダーの代わりに専用のRTハードウェアがBVHトラバーサルを処理するとのこと。

Sony PlayStation 5 Pro スペック詳細

  • コンソールのコードネーム:Project Trinity
  • SoCコードネーム:Viola
  • CPU:AMD Zen2コア, 4.4 GHz, 8コア 
  • GPUAMD RDNA3, 30WGP/60CU
  • モリー:16GB, GDDR6, 18 Gbps, 576 GB/s
  • 発表日2024年9月
  • 発売日2024年11月
  • ソース:Keytogaming、Tom Henderson、Kepler、RandomlyRandom 67

PS5 Proの他スペックは上記の通り。16GBのGDDR6メモリを搭載し、256bitのメモリバスに接続され576GB/sの帯域幅を実現するであろうと報告されています。

Viola is fabbed on TSMC N4P.
GFX1115
Viola’s CPU is maintaining the zen2 architecture found in the existing PS5 for compatibility, but the frequency will once again be dynamic with a peak of 4.4GHz. 64 KB of L1 cache per core, 512 KB of L2 cache per core, and 8 MB of L3 shared (4 MB per CCX).
Viola’s die is 30WGPs when fully enabled, but it will only have 28WGPs (56 CUs) enabled for the silicon in retail PS5 Pro units.
Trinity is the culmination of three key technologies. Fast storage (hardware accelerated compression and decompression, already an existing key PS5 technology), accelerated ray tracing, and upscaling.
Architecture is RDNA3, but it’s taking ray tracing improvements from RDNA4. BVH traversal will be handled by dedicated RT hardware rather than fully relying on the shaders. It will also include thread reordering to reduce data and execution divergence, something akin to Ada Lovelace SER and Intel Arc’s TSU.
3584 shaders, 224 TMUs, and 96 ROPs.
16GB of 18 gbps GDDR6. 256-bit memory bus with 576 GB/s memory bandwidth.
The GPU frequency target is 2.0 GHz. This lands the dual-issue TFLOPs in the range of 28.67 TFLOPs peak (224 (TMUs) * 2 (operations, dual issue) * 2 (core clock)). 14.33 TFLOPs if we ignore the dual-issue factor.
50-60% rasterization uplift over Oberon and Oberon Plus, over twice the raw RT performance.
XDNA2 NPU will be featured for the purpose of accelerating Sony’s bespoke temporal machine learning upscaling technique. This will be one of the core focuses of the PS5 Pro, like we saw with checkboard rendering for the PS4 Pro. Temporally stable upscaled 4K output at higher than 30 FPS is the goal.
September 2024 reveal

ヴィオラTSMC N4Pで製造。
GFX1115
ViolaのCPUは、既存のPS5に見られるzen2アーキテクチャを互換性のために維持しているが、周波数は再びピーク4.4GHzとなる。コアあたり64KBのL1キャッシュ、コアあたり512KBのL2キャッシュ、8MBのL3共有(CCXあたり4MB)。
Violaのダイは完全に有効化された状態で30WGPsだが、PS5 Proに搭載されるシリコンでは28WGPs(56CU)しか有効化されない。
トリニティは3つの主要技術の集大成である。高速ストレージ(ハードウェアアクセラレーションによる圧縮と解凍、すでにPS5の主要技術となっている)、アクセラレーションによるレイトレーシング、そしてアップスケーリングだ。

アーキテクチャはRDNA3だが、RDNA4からレイトレーシングの改良が加えられている。BVHトラバーサルは、シェーダーに完全に依存するのではなく、専用のRTハードウェアによって処理される。また、エイダ・ラブレスSERやインテル・アークのTSUのような、データと実行の分岐を減らすためのスレッドの並べ替えも含まれる。
3584個のシェーダー、224個のTMU、96個のROP。
16GBの18gbps GDDR6。576GB/秒のメモリバンド幅を持つ256ビットのメモリバス。
GPU周波数目標は2.0GHz。これにより、デュアルイシューのTFLOPはピークで28.67TFLOP(224(TMU)×2(演算、デュアルイシュー)×2(コアクロック))の範囲に収まる。デュアルイシュー要素を無視した場合、14.33 TFLOPs。
OberonとOberon Plusに比べてラスタライズが50~60%向上し、RT性能は2倍以上。
XDNA2 NPUは、ソニーの特注の時間機械学習アップスケーリング技術を加速させる目的で搭載される。これは、PS4 Proのチェックボード・レンダリングで見られたように、PS5 Proの中核の1つとなる。30FPS以上で時間的に安定したアップスケーリングされた4K出力が目標だ。

— RandomlyRandom 67

Sony PlayStation 5 Pro reportedly features AMD RDNA3 GPU with 60 Compute Units - VideoCardz.com

AMDはXDNA2 AIコアをViolaに統合する意向があるとも伝えています。

XDNA2 AIコアは2024年リリース予定のノートPC向けCPU「Strix Pointシリーズ」にも採用される予定で、既存の「Phoenixシリーズ」に採用されているXDNA1と比べて3倍の改善を実現すると言われています。

しかし、Keplerによればこれは事実ではなくViolaチップにはXDNA2コアは搭載されないと主張しています。

Sony PS 5 Pro発表時期は?

当初は2024年11月の発売が有力視されていたが、最近の情報によると早ければ9月にも発表される可能性があるだろう、とのこと。

 

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