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Intel 第15世代Core「Arrow Lake」Thunderbolt 5をサポートへ /guru3d

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Image via The FPS Review

Intelの次世代Core「Arrow Lake」では、Thunderbolt最新版となる「(通称)Barlow Bridge」を搭載する予定です。Barlow BridgeはThunderbolt 5として知られるコントローラーICです。

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Barlow Bridge

Intelはこのほど、Thunderboltシリーズの最新版となる「Thunderbolt 5コントローラー(通称Barlow Bridge)」を発表しました。末尾の数字通り、Thunderbolt 4に続くものになります。Meteor Lakeシリーズには搭載されず、ノートPCでは「Raptor Lake-R -HX」シリーズ搭載モデル、デスクトップPCでは「Arrow Lake」シリーズ搭載モデルに合わせて実装されるであろう、と報じられています。

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YuuKi-AnS氏による「Arrow Lake-Sプラットフォーム専用のBarlow Bridgeコントローラー」に関する詳細なスライドがguru3dで報告されています。

Thunderbolt 5の主な強化点は、PCIe Gen4 x4インターフェイスのサポートと64Gbpsの帯域幅を提供することです。Thunderbolt 3/4の倍となり、特に外付けGPUボックスといった帯域幅を欲するソリューションに有効です。Thunderbolt 3/4時代に見られたPCIe Gen3x4またはGen4x2接続の場合、最新の要件には不十分であったため、すでにPCIe Gen4x4の帯域幅をフルサポートしているOCuLinkのような代替品の台頭につながっていますが、Thunderbolt 5が下記通りの場合、OCuLinkのような代替品を駆逐してしまう可能性もあります。また、dGPUやiGPUとは別のディスプレイインターフェースとしても利用可能です。

Thunderbolt 5の注目すべき機能と要件は以下の通りです。

  • 64 Gbpsの帯域幅
  • PCIe Gen4 x4
  • 最大80GbpsのDisplayPort 2.1サポート
  • 標準の対称型80Gbps送受信に加え、120Gbpsの送信と40Gbpsの受信をサポートする非対称型動作(※USB4 Version 2.0と同様、Thunderbolt 5は非対称接続を採用し、片方向で最大120Gbps、双方向で最大80Gbpsの帯域幅を可能に)
  • データ転送効率を向上させるPAM3(3レベルのパルス振幅変調)の使用
  • デュアル6Kモニターセットアップ
  • 充電には140WのPower Delivery(PD)が義務付けられ、オプションで240Wまで拡張可能
  • Thunderboltのネットワーク帯域幅が10Gbps全二重から20Gbps全二重に拡大
  • 既存のThunderbolt 3ケーブルとの互換性は最大1mまで
  • コネクタ形状はUSB Type-Cコネクタ規格との互換性を維持

Arrow Lakeは2024年後半に登場が予想されていますので、デスクトップPC環境で利用できるのはそれ以降となるでしょう。それと同時に、Thunderbolt 5対応デバイスも登場すると思われます。

 


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