性能比較/ Call of Duty: WarzoneのGTX1660Ti, GTX1660 Super, GTX1650 SuperフルHD時fps比較 /the FPS Review【NVIDIA】
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Call of Duty: Warzoneの元になったゲーム「Call of Duty: Modern Warfare(以下、CoD: MW)」のfpsスコアから、GPUの実力をチェックしてみるシリーズ第3弾です。
今回はNVIDIAのミドルレンジGeForceである、GTX1660TiとGTX1660 Super、そしてローエンド帯でRX5500XTと争うGTX1650 Super、そしてエントリーグラボのGTX1650をピックアップします。
参考サイトとシステム
参考サイトはthe FPS Reviewで、3記事からCall of Duty: Warzoneの参考になるCoD: MWのfpsスコアを引用いたします。
記事の時期が少し違うのでドライバのバージョンが違いますが、基本システムは3記事とも共通。CPUにAMD Ryzen 7 2700Xと比較的、一般ユーザーに近い構成なので参考になるかと思います。
システム
NVIDIA GeForce GTX1660Ti
まずは、レイトレーシング無しDLSS非対応TuringアーキテクチャGPUの最上位、GTX1660Tiです。比較対象はAMD Radeon RX5600XTで、ゲーム内設定はHighestで、フルHDのデータのみ引用させていただきました。
ASUS ROG STRIX GeForce GTX 1660 Ti OC Review - The FPS Review
グラボ
- NVIDIA GeForce GTX1660Ti:ASUS ROG STRIX GTX1660Ti GAMING O6G
- AMD Radeon RX5600XT:XFX Radeon RX5600XT THICC II Pro
ドライバ
結果はグラフの通り、RX5600XTに約20fps程度の差がつけられています。RX5600XTもレイトレーシング非対応(DLSSはNVIDIAのみの技術なのでもちろん非対応)のGPUです。
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NVIDIA GeForce GTX1660 Super
GTX1660Tiと同様、GTX1660 Superはレイトレーシング無しDLSS非対応TuringアーキテクチャGPUです。比較対象はAMD Radeon RX5600XTとRX5500XT 8GBで、ゲーム内設定はHighest。
グラボ
- NVIDIA GeForce GTX1660 Super:MSI GeForce GTX1660 Super GAMING X
- AMD Radeon RX5600XT:XFX Radeon RX5600XT THICC II Pro
- AMD Radeon RX5500XT:Sapphire Pulse Radeon RX5500XT 8GB OC
ドライバ
ドライバのバージョンがGTX1660Tiの記事と違うので、微妙にfpsが違います。計測時の誤差というのもあると思いますが、GTX1660Superは上位GTX1660Tiに接近したfpsになっています。
RX5600XT(XFX Radeon RX5600XT THICC II Pro)の結果が3fps程あがっています。ドライバのバージョンがこちらのグラフでは0.1.1上がっているので、ドライバの出来が良くなったのかも?とも思いたいところ。
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NVIDIA GeForce GTX1650 Super
GTX1650 Superも上記2GPU同様、レイトレーシング無しDLSS非対応TuringアーキテクチャGPUです。比較対象はNVIDIA GeForce GTX1650とAMD Radeon RX5500XT 4GBで、ゲーム内設定はHighest。
ASUS ROG STRIX GeForce GTX 1650 SUPER Review - The FPS Review
グラボ
- NVIDIA GeForce GTX1650 Super:ASUS ROG STRIX GTX1650 Super O4G GAMING
- NVIDIA GeForce GTX1650:ASUS ROG STRIX GTX1650 O4G GAMING
- AMD Radeon RX5500XT:Sapphire Pulse Radeon RX5500XT 8GB OC
ドライバ
ゲーム内設定がHighestというのもあり、このグラフでは60fpsに届いていないのが、NVIDIA GeForce GTX1650です。設定を下げていけば60fps届く可能性はありますが、プアな選択肢。
GTX1650 Super定格とRX5500XT 4GBはほぼ同じfpsとなっており、Call of Duty: WarzoneやCoD: MWの場合、どちらを選んでも差はあまりないと思われます。
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結論
現在流通しているNVIDIA GeForceミドルレンジの中では、GTX1660 Superがよいかと思います。GTX1660Tiのほうが性能的に少し余裕がありそうですが、商品数的に少なくなってきている(2020年3月時点)ので、GTX1660 Super。もう少し予算があれば安くなっているGeForce RTX2060にジャンプしたほうがいいでしょう。
Call of Duty: Warzoneをプレイするには、GTX1650はプアな性能なので敢えて選ぶGPUではないです。GTX1650 Superは、GTX1660やGTX1660 Superと価格差が大きく開いていてお買い得と判断するならば、という感じでしょうか。
本記事中に出てきたGPUの中では、RTX2060と同レベルになるAMD Radeon RX5600XTの性能が一歩抜けています。AMDのGPUでもよければおすすめ。RX5500XTはGTX1650 Superと同等。実売2万円前後のグラボで迷うAMDファンならばRX5500XTをぜひ!
参考になれば幸いです。
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