AMDがいまだにサポートしている過去プラットフォーム「Socket AM4対応RyzenとSocket AM4対応マザーボード」の中で、さらに下位モデルをリリースする予定がある、という記事です。モデルナンバーは「Ryzen 5 5500X3D」とのこと。
※リーク情報のため不確かな情報も含まれる場合があります
AMD Ryzen 5 5500X3D
AMDが価格に敏感なゲーマー向けに$200未満のチップをリリースするという噂が最後に聞かれたのは、AM4ソケット対応のRyzen 5 5500X3Dについてでした。
その噂は最近現実のものとなり、X(旧Twitter)のリーカー @Zed__Wang 氏がAMDの公式サイトでその存在を確認したものです。
Ryzen 5 5500X3Dは、TSMCの7nmプロセスを採用したZen 3アーキテクチャに基づく6C12TのCPUで、ベースクロックは3GHz、ブーストクロックは最大4GHzとされています。TDP105W、L1キャッシュ384KB、L2キャッシュ3MB、そして大規模な96MBのL3キャッシュを搭載。
ディスコン化している過去作Ryzen 5 5600X3Dの場合は、ベースクロック3.3GHz、ブーストクロック4.4GHzなので、比較するとクロック的に下回りますが、かなりこなれた市場価格であるならばコストパフォーマンスを重視するゲーマー向けCPUとして魅力的に映ります。
改めてですが、これから新規でPCを構築する場合、現Socket AM5システムのほうが適切な選択となる場合があります。筆者のようにSocket AM4システムを現在も使い続けている方々にはより多いパスを提供するでしょう。