Intel Core i5-10600とAMD Ryzen 5 3600を比較したベンチ記事を紹介します。
Core i5-10600の予想販売価格とRyzen 5 3600の実売価格は近しいところになりそうなので、興味深い内容になっています。
A Comet Lake Intel Core i5-10600 sample has been spotted on UserBenchmark, where it managed an “outstanding” bench result and scored particularly highly in the single-core test. However, even though its overall score is lower than the average total score of the AMD Ryzen 5 3600, the Intel chip was awarded a higher benchmark percentage.
Core i5-10600
Core i5-10600は、ベースクロックが3.3 GHz、平均ターボクロックが4.15 GHz（予想最大クロックは4.3 GHz ）という6コア12スレッドのComet Lake-S CPUです。
モデルナンバー的なライバルCPUの1つは、AMD Ryzen 5 3600が想定されています。
ベンチマークスコア
Core i5-10600のベンチマークスコアが「UserBenchmark」で発見されました。
Intel CPUらしく、シングルコア（1コア）テストで特に高いスコアを記録しています。
Core i5-10600 スコア
- 1コア: 143
- 2コア: 223
- Normal: 183ポイント
- Heavy: 642ポイント
- Extreme: 955ポイント
- Total: 1,780ポイント
- Bench: 91.4%
Ryzen 5 3600との比較
Ryzen 5 3600のほうがトータルポイントは高いのですが、ベンチ結果を指し示すパーセンテージはCore i5-10600が高くなっています。
Ryzen 5 3600 スコア
- 1コア: 130（平均値）
- 2コア: 256（平均値）
- Normal: 193ポイント
- Heavy: 645ポイント
- Extreme: 1,042ポイント
- Total: 1,880ポイント
- Bench: 87.9%
ベンチマークスコアから
依然シングルコアの性能がZen2 Ryzenより高い傾向があるので、Comet Lake-SのCPUはシングルスレッドの性能を重視するゲームタイトルやアプリケーションで優位を見せる可能性は高く、価格が適切であればComet Lake-SはPCゲーマーにとって魅力的な選択肢になる可能性があります。
筆者的には「マザーボードも交換必須」というところがコスト的に嫌な気がします……。
B450チップセットマザーでもVermeerコアRyzen 4000が動く情報を見てしまうと、Ryzenを薦めたくなってしまいます。
