AMDチップセットソフトウェア(AMD Chipset Software)導入ガイド
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AMDチップセット・ソフトウェア, AMD Chipset Driverのインストール方法(Windows)を解説。WindowsのVer.はWindows 10 Home 22H2です。参考になれば幸いです。
AMDチップセットソフトウェア(AMD Chipset Software)
AMDチップセットソフトウェアとは、AMDのマザーボードを利用する際に導入しておいたほうが良いドライバー群をまとめたソフトウェア(ドライバー)スイートです。性能云々というよりシステム管理用のドライバーをまとめたものといえるでしょうか。
ダウンロード先
ダウンロードはAMDのサイトから。
サイト上部の「リソース&サポート」タブを開き、Radeon グラフィックス & AMD チップセット内の「ドライバー」を選択します。
筆者の環境は、B450チップセットを採用したASUS ROG STRIX B450-I GAMINGを利用しているのでその例を。
Chipsets、AMD Socket AM4、B450の順に選んで送信ボタンを押下。
対応するOSのドライバーが表示されます。本稿執筆時点において経験上、Windows 11でもWindows 10でも同じVer.が提示されますが、念のため利用しているOSのものをダウンロードしてください。
AMDチップセットソフトウェア(AMD Chipset Software)インストーラー
ダウンロードした.exeファイルを実行(ダブルクリック)すると、AMDチップセット用各種ドライバー群の一覧の選択画面が出てきます。チェックボックスを外すとインストールしない選択が可能ですが全てインストールしておきましょう。
AMD Ryzen パワー・プラン
AMD Ryzen パワー・プランは、電源オプションに追加されるプランの一種です。Ryzenを使う場合に有効とされています。
AMD GPIOドライバー
GPIOとは「General Purpose Input/Output(ジェネラル・パーパス・インプット/アウトプット)」の略で汎用I/Oポートとも言われます。GPIOは、I/Oのうちデジタル信号に関するピンのことを指し、それらのドライバー群となります。
AMD PSP ドライバー
AMD PSP ドライバーは「AMD プラットフォーム・セキュリティ・プロセッサ ドライバー」の略で、雑にまとめるとセキュリティ用のドライバーです。
AMD PSPはセキュリティ環境の構築や監視、保守を目的とした機能で、ブートプロセスの管理や様々なセキュリティ関連メカニズムの初期化、不審なイベントに対するシステムの監視と適切な対応の実装が含まれます。
AMD PCI ドライバー / AMD SMBusドライバー
AMD PCI デバイス・ドライバーは、 相互接続(PCI)デバイス用のドライバーです。
AMD SMBusドライバーは、システム管理用バス(System Management Bus)用のドライバーです。
こちらも雑にまとめると、周辺機器接続管理や電源管理などを司るドライバー群です。
各種I/Oドライバー
先ほど「ダウンロードした.exeファイルを実行(ダブルクリック)」するとオートランでAMDチップセット用各種ドライバー群の一覧の選択画面が出てくる、と解説しましたが、それと同時に各種I/Oドライバー群がCドライブに解凍されます。
本ディレクトリに上記解説済みのドライバ群に加えてUSB用ドライバー等も格納されています。USBFILTERドライバーやUCSIドライバーも含まれており、AMD UCM-UCSI Deviceドライバーは自動で入ります。
AMD SATAコントローラー
昔から使っているPCを例にしているので過去のドライバーが残っています。そのひとつがこのSATAコントローラーで、AMDが「使わないでほしいとアナウンスする」といった類のドライバーでした。Windows標準のSATAコントローラーにすべきです。
戻し方。ドライバーの更新から「コンピューターを参照してドライバーを検索」をクリック。
AMD SATAコントローラーではなく、標準のSATAコントローラーを指定して「次へ」で完了です。
USBドライバー
USBのドライバーもWindows標準ドライバーのほうが認識や挙動が良い環境なので、末尾に(Microsoft)と付くドライバーにしています。