Microsoftは2024年リリースの「新Surfaceシリーズ」で大幅なアップグレードを控えています。新しいデザインだけでなく、x86 CPU/SoCとQualcomm ARMの両輪でラインナップすると噂されています。次期Surface Laptop 6とSurface Pro 10は、MicrosoftがAI搭載PC(AI PC)の領域に参入する先駆けとなるとWindowscentralでは報じています。
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Microsoft Surface Laptop 6/Surface Pro 10
x86搭載モデルとARM搭載モデル
同レポートによると、Intel第14世代Core UltraとQualcomm Snapdragon X Eliteが搭載された別々のモデルがリリースされる見込みであり、どちらのプラットフォームもローカルAIコンピューティングを容易にするNPU(Neural Processing Unit)が搭載されています。
Microsoft内でこれら新モデルは "CADMUS" PCと呼ばれ、プロジェクト全体はコードネーム "Hudson Valley"と呼ばれる次期Windowsに向けられたものです。
デザイン
技術的なアップグレードだけでなくデザインも一新。近日発売予定のSurface Laptop 6は、ディスプレイのベゼルが著しく細くなり、ディスプレイの角が丸くなる予定です。それにより、同じフォームファクターでわずかに大きなスクリーン実装が可能となります。13.8インチのディスプレイを搭載したモバイルモデルと、15インチのディスプレイを搭載したモデルの2種類が予定されています。
I/O周りもアップデートが期待できます。マグネット式のSurface Connect充電ポートも復活し、「Windows Copilotにアクセスするために設計された新しいキー」がキーボードに追加実装されると予想されています。
Surface Pro 10も大幅に改良される予定で、その最たるものが、HDRコンテンツに対応したより明るいディスプレイ。映り込みが最小限に抑えられる反射防止コーティングが施されたパネル、解像度2,160×1,440(1440p)、角が丸みを帯びたデザインとされています。