Changwang、AMDノートPC向けRyzen 7000シリーズ搭載ミニITXマザーボードを発売 /Tom's Hardware
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産業用ミニPC等を展開しているChangwangは、AMDノートPC向けRyzen 7000シリーズを搭載したNAS向けMini-ITXマザーボードを発売しました。
AMDノートPC向けRyzen 7000シリーズ搭載ミニITX M/B
Intel i226-Vのイーサネット端子が4つ並ぶ背面I/Oパネルが印象的ですが、マザーボード自体は標準的なMini-ITXのサイズであり、x16 PCIeスロット(PCIe 4.0 x8モード)やPCIe 4.0 SSD用の2つのM.2スロットなどI/O自体も一般的なPCで使える仕様であり、今後注目されそうなマザーボードです。
CPU/APU
採用CPU/APUはノートPC向けRyzenのためマザーボードに直付けされ、後から変更できないタイプです。Tom's Hardwareの記事で記載されている採用CPU/APUは以下の通り。
Ryzen 7 8845HS
Changwangの公式HPでは、上記の4モデル以外に「8845HS」との記載があり、Ryzen 7 8845HSを指しているものと思われます。
Ryzen 7 7735HS
Tom's Hardwareの記事ではRyzen 7 7735HSに注目しています。
7735HSは少しユニークだ。Zen 4 Phoenixチップをベースとする代わりに、Ryzen 6000シリーズに使用されたZen 3 Rembrandtチップを採用しており、このチップが標準的なデスクトップ用マザーボードに搭載されるのはこれが初めてかもしれない。
I/O
背面I/Oには4つのUSBポートがあり1つはUSB4に対応。2.5Gbに対応する4つのイーサネットポートが印象的です。
こういったメーカーにありがち(?)かもしれませんがスペック詳細が雑です。このマザーボードに関しても同じで、各インターフェースの仕様が異なる画像が2種類あります。おそらく搭載CPU/APUによって仕様が変わることを示しているのではないでしょうか。
らしいといえばらしい公式サイトの説明ともいえます。
NAS向けマザーのため、SSF-8643インターフェース用のASM1166/1164(ASMedia)が搭載されています。
価格
Ryzen 7 7840HS搭載仕様で約400ドルとなっており、先日販売開始されたRyzen 7 8700GはCPU単体で329ドル、A620チップセット搭載の安いSocket AM5 Mini-ITXマザーボードは最低でも130ドルします。さらに言うならばSocket AM5マザーボードでイーサネットポートを4つ搭載しているものはありません。