Radeonドライバのブラックスクリーン問題 /Radeon Software Adrenalin 2020 Edition【AMD】
最近のAMDは、RX5600XTなどの新製品やBig Navi、Zen3のことよりも、RedditやTwitter上で話題なのはRadeonのドライバ。
ATIの頃からRadeonを使っている方にとってはドライバの出来の悪さは「あ、はい」という感じかもしれませんが、新規ユーザーの方にとっては死活問題です。これを取り上げたwccftechの記事を紹介します。
- ブラックスクリーンの例
- ブラックスクリーン回避法
- 早い対応を願います
- ブラックスクリーン対応版Radeon Software Adrenalin 2020
- Radeon Software Adrenalin 2020 Editio注意点
- Windows10安定化
- ガイド記事
- モニターカタログ
ドライバ関連で問題なのが、個々の環境に依存することで、問題ない人もいれば問題がありすぎるひともいる、というところ。解決策も個々の環境にマッチしているかわからない点もやっかいです。
The title of this might read like something you would find on Twitter, with a hashtag like #RadeonRegret, but it was borrowed from a Reddit post from a user who recently picked up a new Radeon RX 5600 XT.
ブラックスクリーンの例
記事に掲載されている例は以下の通り。
Ryzen 5 2200GとRX5600XT(過去RX5700も使っていた)を使っている方の投稿で、セーフモードのDDUとRadeon Software Adrenalin 2020 Edition新規インストールの後でもハードリセットが必要。ケーブルが悪いのではないかと思ったが違う。RX460やRX480に差し替えてもダメ、モニター変更してもダメ。さらにHD7870でもダメ。
最終的にNVIDIA GeForce GTX980Tiに変えて問題は発生していない、とのことです。
RX5700シリーズやRX5600シリーズ + Radeon Software Adrenalin 2020 Edition(ドライバ)に限定されることでもなく、それ以前のVegaシリーズやPolarisシリーズ、それ以前のGCN系でもRadeon Software Adrenalin 2020 Editionではダメ、という例になっています。
ブラックスクリーン回避法
wccftechの記事によるブラックスクリーン回避法は、Radeon Software Adrenalin 2020 Editionをオフにすることを記しています。
MSI Afterburnerでクロック変動制御
また、MSI AfterburnerをインストールしてULPS無効化し、GPUクロック周りの制御ができることも記されていますが、ブラックスクリーン回避法と直接関係するかはわかりません。
Disable ULPS
Ultra Low Power State (ULPS)モードを無効にする。ULPS とは、Crossfire (AMD 製 GPU を複数接続して高性能化できる機能) 構成時に、2 枚目のグラフィックス カードを超省電力状態にする機能らしい。これを有効にすると安定する場合があるらしい。かなり特殊な場合の設定です。8570w blog: MSI AfterBurner の導入方法・設定方法を日本語で解説! 【MSI 以外の PC でも可!】
早い対応を願います
CPUにおいてプロップスを得られ、今後、より性能が上がるGPUがリリースされるタイミングの今、ぜひAMDにはきちんとした対応を願いたいところ。RyzenノートPCは期待大ですしね。
ちなみに、Ryzen 7 2700 + RX5700XT + 最新Radeon Software Adrenalin 2020 Editionという筆者環境では、ゲームも通常使いでも大きな問題はありません。
筆者のWindows10安定化設定やRadeon Software Adrenalin 2020 Editioのインストール、アンインストールの方法などを記事にしていますので参考にしていただければ幸いです。
ブラックスクリーン対応版Radeon Software Adrenalin 2020
Radeon Software Adrenalin 2020 Editio注意点
Windows10安定化