Microsoft Windows XPは2001年に登場し多くの支持を集めました。筆者もプライベート、仕事問わず愛用し、Windows 7への移行が遅れたほどです。2014年をもってWindows XPの延長サポートは全て終了しましたが、2015年にはWindows 8.xよりもアクティブユーザーが多かったというデータもあります。しかし、今や過去の遺物となったあの草原壁紙へのノスタルジアはまだ残っています。
Windows XP 2024 Edition（ ファンメイド・モックアップ）
2024年登場予定のWindows 12は、AIをOSに統合するといった新機能の数々以外に、デザインの刷新をもあるだろうと予想されています。とはいえ、過去のデザイン（UI・ユーザーインターフェース）にある種のノスタルジーを感じる方々もいらっしゃいます。デザイナーのAR4789もそのひとりだと思われ、「2024年にWindows XPが登場するとしたら？」という「IF」のXPモダンUIを作り、動画を公開しました。
操作感はWindows 11に準拠しつつもまさにWindows XPといった趣です。スタートメニューはインターネットに接続されていません。設定メニューは2つのOSをクロスオーバーさせたようなUIです。このOSを使ってみてどう感じるかを確認できれば最高ですが、悲しいことに単なるUIコンセプトでしかありません。
しかし、もしかしたらMicrosoftはここからデザインのアイデアを得て、Windows 12で実現するかもしれない。
Windows XP 2024 Concept Video Shows What Could Have Been And It's Awesome | HotHardware
筆者のような「いち懐古厨」としてもWindows XPは2024年現在、良い思い出のひとつにしか過ぎません。Microsoftは、Windows 12に対しこれらUIをフィードバックすることは無いと思われますが、この「Windows XP 2024 Edition」は素晴らしい出来だと思ってしまいます。
