AMD次世代コア「Zen5」はIPC向上によりZen4コアに対して40%以上性能アップされているというリーク情報 /notebookcheck
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Zen5の最新のリークによると、IPC向上によりZen4に対して40%以上の性能向上が見込めるとされています。
※リーク情報のため不確かな情報も含まれる場合があります
AMD Zen5コアの新しいリーク情報
有名リーカーの@Kepler_L2と@All_The_WattsからZen5コアCPUの性能に関する新たな情報を得ました。
@Kepler_L2は、Anandtechのフォーラムで「コア単位でZen5はZen4より40%以上速い」と指摘しています。これがもし本当ならば、Zen5コアは、前世代のZen4コアRyzenばかりかIntel第14世代Core(Raptor Lake Refresh)をも大きく引き離す性能になります。
2024年後半にリリースされるであろうIntelの次世代CPU「Arrow Lake」は、Raptor Lakeと比較した場合、シングルコアで25%、マルチコアで最大40%の性能向上が見込まれているとするため、Zen5とArrow Lakeの勝負はどうなるのか楽しみです。
At Anandtech forums, @Kepler_L2 wrote:
— 3DCenter.org (@3DCenter_org) 2024年3月29日
"Core for core Zen5 is >40% faster than Zen4 in SPEC."https://t.co/dhAD1s2WLj
@All_The_Wattsが見せたZen5のIPC数値によると、Ryzen 9000シリーズのCPUは以下のようにIPCが向上する可能性があります。
- 7% in Fortnite
- 11% in Passmark
- 20% in the Cinebench R23 single-core
- 28% in 7-zip
- 33% in V-Ray CPU
- 38% in Metro Exodus
- 71% in Dolphin Bench
- 86% in WPrime
平均すると、Zen5のIPC向上は30%台となる可能性があります。
※Cinebench R23シングルコアの結果でIPCが20%しか向上しない情報は、「Cinebench R23シングルスレッドベンチマークで2,800ポイント以上」という以前のリーク情報と反しています
AVX-512命令セットによりDolphin Benchが71%、WPrimeが86%と大幅な増加を得られていると、@All_The_Wattsのリーク情報jに対するレスで何人かのユーザーが示唆しています。AVX-512は、機械学習、ビデオ処理、3Dモデリングなどの特定のワークロードのみを高速化するため、AVX-512をサポートしていないアプリケーションではこのような大きな性能向上は期待できません。
@All_The_Wattsは、上記のZen 5の性能数値は「発表前に再テストされる可能性がある」と言及しています。
総じてこれらの最新のZen5リーク情報は、楽観的な観測(想像の範囲?)を含むものもありますので、このような性質のリークを額面通りに受け取ってはいけません。
AMDは、4月から6月にかけてZen5コアを採用した「Ryzen 9000」シリーズをリリースすると噂されています。