AMDは、同社の北京AI PCイノベーション・サミットで次期ノートPC向けRyzen「Strix Point」の詳細を発表しました。CPUコアはZen5、iGPUにRDNA 3+、NPUにはXDNA 2を組み込む予定といういう以前からのリーク情報通りの内容でした。
AMD次期ノートPC向けRyzen「Strix Point」
AMDの次期ノートPC向けRyzen「Strix Point」に関する情報は、リーク情報やAMD幹部のコメントを通じて少しずつ出てきています。
Strix Pointは、大幅なAI性能の向上を果たしたNPUと最新のRyzen AIエンジンを搭載するだけではなく、iGPUやCPUのパフォーマンス、効率、それぞれも向上するであろうことが広まっています。さらに2024年リリースであることですら囁かれていますが、公式情報ではありませんでした。
AMDのCEO(最高経営責任者)であるLisa Su氏は、同社の第4四半期の業績報告で次世代ノートPC向けRyzenのCPUコアは「Zen5」、iGPUは「RDNA 3+」であるとしました。
注目のNPUは「XDNA 2」であり、既存のノートPC向けRyzenシリーズの3倍以上のAI性能を実現する見込みであるとも付け加えました。