Radeon RX5500XTはPCIe 4.0で性能があがる?【AMD】
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Radeon RX 5500 XT含むRX 5500シリーズはスペック上、PCIe帯域は最大PCIe 4.0です。
PCIe 4.0に対応しているCPU+チップセットは2020年1月現在、AMD Ryzen 3000シリーズとX570の組み合わせのみ。その他の組み合わせではPCIe 3.0の帯域で動くことになります。
RX 5500 XTはPCIe 4.0接続が最適
ドイツのwebサイトで検証された結果によると、PCIe 3.0とPCIe 4.0の結果に違いがでて、PCIe 4.0での結果が向上していることをレポートしています。
帯域幅の違いでパフォーマンスが向上する理由としては「VRAMバッファーによる影響が小さくなるため」としています。
検証では8GB搭載モデルと4GB搭載モデルの2種類が行われ、両方とも結果は良くなりましたが、特に4GB搭載モデルの差が大きい結果となりました。
AMD Radeon RX 5500 XT graphics card shows noticeable improvement when running over the PCIe 4.0 protocol than the PCIe 3.0 interface. (Image Courtesy: PCGamesHardware)
ASUS AMD RX 5500 XT 搭載 デュアルファンモデル 8G DUAL-RX5500XT-O8G-EVO
検証環境
PCIe 4.0 環境は今のところ限定的
Radeon RX5500XTをはじめ、RX5700シリーズやRX5600シリーズのNavi(RDNA)アーキテクチャーはPCIe 4.0対応です。
それらを使っている、もしくはこれから使ってみたい方にとって問題は、PCIe 4.0環境が(今のところ)限定的という点でしょう。IntelのCPUを使っている方や、AMD Ryzenシリーズを使っている方でもRyzen 3000シリーズ+X570以外の方はPCIe 3.0までの帯域しか使えません。
RX5500XTに関してのみ言うならば、X570シリーズのマザーボードではなくB450シリーズといったミドルレンジ向けマザーボードを組み合わせた方がコストパフォーマンスが高いことも考えられます。
こういった制約があるのを踏まえつつNaviシリーズはPCIe 4.0環境が良いかも?というまとめで終わります。
SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5500 XT 4G グラフィックスボード 11295-03-20G VD7151