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Ryzen 7 4800HSのTime Spyベンチマークリークと、Lenovo発のRyzen 9 4900H / Uに関する情報アップデートがありましたので紹介いたします。
- Ryzen 7 4800HS
- Ryzen 7 4800HSとRyzen 7 4800Hの凄さ
- とにかく期待
- LenovoのRyzen 9 4900U搭載ノート
- Ryzen 4000モバイルまとめ
- 関連情報
まずはRyzen 7 4800HSベンチ結果から。
Ryzen 7 4800HS
Ryzen 7 4800HSとは、同サイトでも何度か取り上げたCPU(APU)です。
CES2020でのRyzen 4000シリーズモバイルCPU(APU)の発表と同時に情報が解禁されたASUS特注品で、45W品Ryzen 7 4800Hのスペックを据え置きながら35WまでTDPを抑えた選別モデル。
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— APISAK (@TUM_APISAK) 2020年2月10日
Tum Apisak(アカウント名)は、Twitter上でTime Spyベンチマークスコアを掲載しました。
ここでのRyzen 7 4800HSスコアは8,730で、標準品となるRyzen 7 4800Hの8,350より380ポイント上回っている、としています。
元ツイートに関する記事はこちら
Ryzen 7 4800HSとRyzen 7 4800Hの凄さ
このTime Spy CPUスコアは、システム構成や各コンポーネントなどによって大きく変動する可能性がありますので、裏を返せば、Ryzen 7 4800HS搭載のASUSノートPCの設計が良すぎる。
ですが、Ryzen 7 4800HSのスコア測定にASUSノートPCを使ったとは明言されてないことには注意しておきたいところです。
改めて見ると、Ryzen 7 4800HSとRyzen 7 4800Hがデスクトップ版CPUを超えていく性能に凄みを感じます。
デスクトップ版Ryzenのスコア
Ryzen 7 4800HS(35W)とRyzen 7 4800H(45W)のTDP比較だけでも驚きですが、他CPUのTDPの値も考慮すると……Ryzen 7 2700Xが105W品で8,600ポイント。他は言わずもがな、です。
Intel Core i7-9700Kのスコア
このリストにあがったAMD CPUはすべて8コア16スレッドですが、Intel Core i7-9700Kは8コア8スレッドの95W品です。
スコアは8,200とされています。
とにかく期待
Ryzen 4000搭載ノートPCに期待せざるを得ません。はよリリースを。
ノートPC用Ryzen 4000シリーズのスペックはこちらの記事でご確認ください。
LenovoのRyzen 9 4900U搭載ノート
Ryzen 4000モバイルシリーズの新しい噂がRyzen 9 4900H / Uです。
LenovoはAMDまたはIntel CPUを選択できる2-in-1の最新Yoga Slim 7ファミリーを披露しました。このYoga Slim 7にRyzen 9 4900U搭載モデルがある?という展示品の動画を公開しています。
やはり、というか、詳細なモデルナンバーは明らかにせずLenovoのスペックリストがタイプミスであると述べています。
これが事実なのか、AMDの圧力なのかわかりません。
ですが、公式のYoga Slim7(14インチ、AMD)製品ページでは、CPUを「AMD Ryzen 4000シリーズ」としてリストし、「AMD Ryzen 9まで」を選択して構成できる、と述べています。