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Zen5コア採用ノートPC向けRyzen 8000シリーズの情報解説|AMDの次世代Ryzenラインナップは? /guru3d

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Image via AMD

ノートPC向けAMD Zen5アーキテクチャコアロードマップの解説記事です。おそらくRyzen 8000シリーズと呼ばれるであろうZen5コア採用新型Ryzenはどのようなラインナップになるんでしょうか?

※リーク情報のため不確かな情報も含まれる場合があります

www.guru3d.com

AMD Zen5 モバイルプロセッサ ロードマップ

AMDの2024年後半から2025年にかけてのプロセッサ ロードマップは、Zen5への道筋といえるでしょう。ARM陣営から挑戦状を受けてはや数年、x86/x64陣営が展開するプロセッサの中心地はよりモバイルデバイス向けになりそうです。自作PCユーザーには寂しい話かもしれませんが……。

AIアクセラレータ

Windows 12の足音が聞こえてくるようになった昨今ですが、2025年のCPUはGPU同様にAIアクセラレータの実装がトピックの一つになりそうです。guru3dの記事では、AIアクセラレータの名称として「XDNA1」や「XDNA2」といった名称を挙げています。

AMD Zen5 モバイルプロセッサ モデル一覧

guru3dの同記事内のスライドから内容をチェックしてみましょう。スペックはざっくりとしていますが、おそらく最大値を指している可能性が高いと思われます。

Image via guru3d

Fire Range

2024年、AMDは高性能ゲーミングシステムをターゲットとしたDragon Rangeアーキテクチャのノートパソコン向けRyzen 7000シリーズを発表しました。2025年にはそのDragon Rangeの後継モデルとしてZen5アーキテクチャを採用した「Fire Range」シリーズが登場する、としています。Fire RangeもDragon Range同様、iGPU(CPU内蔵グラフィック)ではなくdGPU前提での構成を想定されたもののようです。

Zen5コアが16個(スレッド数は32?)で、X3Dモデルもあるような表記になっています。

Strix Point

Dragon Range~Fire Rangeのハイエンド帯は『Ultimate Compute』というセグメントにありますが、以前より噂レベルで指摘されていたPhoenix後継「Strix Point」は『Premium』にセグメントされています。

注目するポイントはリリース時期です。2024年後半リリース予定という噂は未だ覆っていません。Strix Pointは4nmノードで製造されるZen5コアが12個(スレッド数は24?)、iGPUはRDNA3.5、XDNA2と呼ばれるAIアクセラレーターを組み合わせるAPU、とされています。AIアクセラレーターは概算で45~50 TOPSの性能を発揮しWindows 12の予想要件に合致する、とも述べられています。

Moore’s Law is DeadがOEMから入手した情報によると、MicrosoftはAPUやCPUの内蔵AI性能において45~50 TOPs程度の性能を要求しているとされています。

gazlog.com

Strix Halo

guru3dの同記事内のスライド上ではStrix Pointの上にある「Strix Halo(Sarlak)」は『Elite Experiences』というセグメントにあるモデルのようです。

guru3dの同記事では、IntelのArrow LakeやAppleのM3 Maxのような製品と競合するモデルと指摘されています。16個のZen 5 CPUコア、40個のRDNA3.5 Compute Unit、80個のAIアクセラレーター、40個のRayアクセラレーター、そして45〜50 TOPSの性能を生み出すXDNA2 AIアクセラレーターを搭載しているとしています。

Hawk Point

Strix Point同様『Premium』セグメントに入るHawk Pointは、Phoenixのアップデート / リブランディング品とされておりZen5アーキテクチャのコアではなくZen4コアのモデル。Zen4コアが8個、iGPUはRDNA3、AIアクセラレーターは16 TOPSのXDNA1を搭載するとしています。

Kraken Point

2025年にはHawk Point直系の「Kraken Point」が導入されるようです。Kraken PointはZen5アーキテクチャのコアへ順当進化したモデルで、Zen5コアが8個、iGPUはRDNA3.5、XDNA2 AIアクセラレーターを組み合わせるAPU。

エントリー向け

500ドル以下の手ごろな価格のノートPC向けとなる『Mainstream』セグメントは過去モデルがスライドしていく格好になりそうです。

6nmのRembrand-RをベースにしたRyzen 7035シリーズは継続されるようですが、Ryzen 7030(Barcelo-R)のポジションへスライド。Ryzen 7035シリーズのポジションにはおそらくPhoenixから派生?リブランド?した「Escher」が入ると予想しています。

『Everyday』カテゴリは引き続き、Ryzen 7020(Zen2改良版。コードネームはMendocino)が担うとしています。

個人的には先日発表されたZen4+Zen4c構成のCPU/APUがこのセグメントに入り込むんだろうな、とは思います。Zen4cのみのSoCはでるでしょうか……?

taxtax.hatenablog.jp

 

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