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AMD Ryzen 8000Gシリーズ発表。デスクトップPC向け「Hawk Point」 とZen4+Zen4cハイブリット「Phoenix 2」をラインナップ /TechPowerUp

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Image via TechPowerUp

AMDは、CES 2024で待望のRyzen 8000Gシリーズを発表いたしました。事前情報通り、ノートPC向けCPUの「Hawk Point」をベースにした大規模iGPU搭載モデルと、Zen4+Zen4c構成の「Phoenix 2」をベースとしたモデルの複合ラインナップとなり、AMD的にはAPUと呼ぶシリーズとなります。Ryzen 8000Gシリーズの重要なポイントは「モノリシック構造」であることでしょうか。

www.techpowerup.com

AMD Ryzen 8000Gシリーズ

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AMDは、CES2024においてデスクトップPC向けCPU/APUのRyzen 8000Gシリーズを発表しました。Ryzen 8000Gシリーズは、Socket AM5対応でX670/E、B650/E、A620各チップセットマザーボードでサポートされますが、BIOS/UEFIファームウェアのアップデートが必要な場合もあります。

今回発表されたモデルは、Ryzen 7 8700G、Ryzen 5 8600G、Ryzen 5 8500G、Ryzen 3 8300Gの4つです。

Ryzen 7 8700GとRyzen 5 8600Gは、ノートPC向けCPU/APU「Ryzen 8000」シリーズと同じ「Hawk Point」をベースとしたCPU/APUのため、NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を初めて搭載したデスクトップCPUとなり、Ryzen AI対応です。

Ryzen 5 8500GとRyzen 3 8300Gは、事前情報通りの「Phoenix 2」アーキテクチャをベースとしたCPU/APUです。

AMD Ryzen 7 8700G

Ryzen 8000Gシリーズのトップエンドモデルです。

  • Hawk PointアーキテクチャZen4コア x8:8C/16T
  • ベースクロック:4.2GHz
  • ブーストクロック:5.10GHz
  • L2キャッシュ:8コアそれぞれに1MB
  • L3キャッシュ:8コア合計で16MB
  • iGPU:Radeon 780M
  • Ryzen AI XDNA NPU
  • TDP:65W

iGPUは、12個のCU(SM数は768、AIアクセラレータ数24、Rayアクセラレータ数12、TMU48、ROP32)で構成され、最大ブースト周波数は2.90GHzの「Radeon 780M」です。AMDは、Intel Core i5-13400FとエントリーレベルのdGPUの組み合わせ(同価格帯)よりも優れた選択肢を提供すると主張しています。

Ryzen 7 8700GのAIスループットは39TOPSで、NPUは16TOPSです。参考までに、AI Boost NPUを搭載したIntelのノートPC向けCore Ultra 7 165H "Meteor Lake" のAIスループットは合計34TOPSです。

リテールパッケージにはCPUクーラー(Wraith Spire)同梱となります。

AMD Ryzen 5 8600G

  • Hawk PointアーキテクチャZen4コア x6:6C/12T
  • ベースクロック:4.35GHz
  • ブーストクロック:5.00GHz
  • L2キャッシュ:6コアそれぞれに1MB
  • L3キャッシュ:6コア合計で16MB
  • iGPU:Radeon 760M
  • Ryzen AI XDNA NPU
  • TDP:65W

Ryzen 5 8600GのiGPUは「Radeon 760M」でした。Radeon 760Mは、8個のCU(SM数は512、AIアクセラレータ数16、Rayアクセラレータ数8、TMU32、ROP16)で構成されており、GPUの最大ブースト周波数は2.80GHz。

Ryzen 5 8600GはRyzen 7 8700Gと同じNPUを搭載し、スループットは同じ16TOPSです。

リテールパッケージにはCPUクーラー(Wraith Spire)同梱となります。

AMD Ryzen 5 8500G

  • Phoenix 2アーキテクチャZen4 x2 + Zen4c x4:6C/12T
  • ベースクロック:3.50GHz
  • ブーストクロック:5.00GHz(Zen4コアのみ)
  • L2キャッシュ:6コアそれぞれに1MB
  • L3キャッシュ:6コア合計で16MB
  • iGPU:Radeon 740M
  • TDP:65W

AMD初のハイブリッド構成となるCPU/APUです。Ryzen 7 8700G/Ryzen 5 8600Gとは違い、専用NPUは搭載されていません。

iGPUは4個のCU(SM数は256、AIアクセラレータ数8、Rayアクセラレータ数4、TMU16、ROP8)、最大ブースト周波数2.80GHzのRadeon 740Mを搭載。

リテールパッケージにはCPUクーラー(Wraith Spire)同梱となります。

AMD Ryzen 3 8300G

  • Phoenix 2アーキテクチャZen4 x1 + Zen4c x3:4C/8T
  • ベースクロック:3.40GHz
  • ブーストクロック:4.90GHz(Zen4コアのみ)
  • L2キャッシュ:4コアそれぞれに1MB
  • L3キャッシュ:4コア合計で8MB
  • iGPU:Radeon 740M
  • TDP:65W

Ryzen 3 8300GもRyzen 5 8500Gと同じく、Zen4 + Zen4cハイブリット構成、Radeon 740M搭載のCPU/APUで、専用NPUは搭載されていません。

リテール販売はせずOEMを通じてのリリース(BTO PC等でのみ購入可能)となります。

Zen4cコア

Zen4cコアは、もともと高密度128コアのEPYC「Bergamo」サーバー・プロセッサー用に設計されたもので、Zen4よりも物理的に小さいコアですが、Zen4と同じ数のコアコンポーネント(IPCと命令セット、SMT)を備えています。vCoreの制限を大幅に厳しくしており、クロックスピードはZen4コアよりも低く設定されています。

Ryzen 5 8500GとRyzen 3 8300Gのハイブリット構成CPU/APUは、Zen4コアをUEFI CPPCで「優先コア」指定し、負荷の高いワークロードに対してはZen4コアを優先する動作をするよう設計されています。

RDNA3 AIアクセラレータ

Radeon 780M/760M/740MのCUに内蔵されるAIアクセラレータは、CPUに内蔵されている専用NPUとは独立したものとなります。AMDは、CPUコア内蔵NPUと専用に構築されたRyzen AI XDNA NPU(Ryzen 7 8700G/Ryzen 5 8600Gのみ)、そしてRDNA3 iGPUのAIアクセラレータの組み合わせでIntel CPUに対抗しています。

モノリシック構造

Ryzen 7 8700GとRyzen 5 8600Gは、モノリシック構造のHawk Pointアーキテクチャ採用CPU/APUのため、パイプライン全体のメモリレイテンシが低いという利点があるはずで、メモリのオーバークロックが期待できます(歴史的にモノリシックチップをベースにしたAMDのデスクトップAPUは、メモリのオーバークロックが得意でした)。

サポートされるメモリ規格はデュアルチャネルDDR5-5600で、AMD EXPOメモリーモジュールをサポートしており、簡単にメモリーオーバークロックを行うことができます。

PCI-Express Gen 5非対応

PCI-Express Gen 5非対応のため、Socket AM5マザーボード対応とはいえ、Gen 5対応のx16およびM.2スロットはGen 4モードで動作します。また、Hawk Pointは最大24のPCIeレーンしかないため、CPU接続のM.2 NVMeスロットを2つ備えたマザーボードでは、スロットの1つが無効になります。

発売日、価格

Ryzen 8000Gシリーズ全ラインナップは1月31日より発売。メーカー小売り希望価格は、Ryzen 7 8700Gが329ドル、Ryzen 5 8600Gが229ドル、Ryzen 5 8500Gが179ドルです(全て米ドル)。

 


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