ゲーマー御用達イーサネットコントローラーKillerを展開するRivet Networksは、第二世代2.5 Gbpsイーサネットコントローラー「E3000」から消費電力を下げた「E3100」を発表しました。
ここ数年はKillerのコントローラーを搭載するマザーボードが少なくなっている気がします。もともと採用例の多いコントローラーではありませんが、応援したい会社の一つです。
Alright, they claim a new release, but really it is a rename and refresh of an older part. Rivet Networks is announcing the 2.5Gbps Ethernet controller, the E3100. We say this as last year's E3000, the second-generation was the same, but now promises to deliver more performance while using less power
Killer E3100
Rivet Networksは、第二世代2.5 Gbpsイーサネットコントローラーの更新版、E3100を発表しました。Rivet Networksのリリースによると「少ない電力でより多くのパフォーマンスを提供するE3100は、最大2.5 Gbpsの速度を実現するKillerの第2世代イーサネットコントローラー。高性能ルーターを最大限生かす2.5 Gbpsをサポートします」というのがE3100です。
Rivet Networksは、E3100で3つのリビジョン展開します。E3100とE3100G、E3100Xです。
優先順位付けエンジン
Killer E3100は、重要ではないと判断するトラフィックよりもゲームトラフィックを優先して自動的に検出し、高速で低レイテンシのゲームプレイを可能にする、とされています。
「ゲーム内のレイテンシが3倍以上向上することが期待できる」優先順位付けエンジンは、ゲームのアップデートや映画ストリーミングとコミュニケーションを高速かつスムーズに保てるということです。
GameFastテクノロジー
最大10%のCPUサイクルと20%のPCメモリを解放することで、ゲームプレイ体験を向上させるのがGameFastテクノロジーです。ゲームプレイ中は、ゲームに必要のないプロセスを自動的に一時停止し、PCがより多くのCPUとメモリをゲームに充てることができるようにします。
Extreme Game Modeテクノロジー
PCのネットワークトラフィックを自動的に再形成するのがExtreme Game Modeテクノロジー。ホームネットワークでゲームパケットが行き詰まらないようにする機能です。
Killer Wi-Fi製品との連携
Killer Wi-Fi製品と組み合わせることで、DoubleShot Proテクノロジーを完全にサポートします。これにより、Killer Wi-FiとE3100の両方を同時に使用し、最大4.9 Gbpsの最大理論スループットが実現できる、としています。
Killer Control Center 2.0
帯域幅を使用しているアプリケーションやWebサイトを監視し、PCのネットワークパフォーマンスを最適化するインターフェイスは「Killer Control Center 2.0」です。
スペック
- 10/100/1000Mbps/2.5Gbps
- Compatible with 2.5GBASE-T Alliance PHY Specification
- Supports 2.5 Gbps with Cat 5e and above
- IPv4 and IPv6 support
- Supports jumbo frame to 16K bytes
- RSS support
- Supports Wake Up Frame or Magic Packet
- Smart speed operation for automatic speed reduction on faulty cable plants
- Supports 2.5G Lite (1G data rate) mode
- Power optimizer support
- Supports APCI and PCI MSI
- Receive Side Scaling (RSS) and MSI-X to lower CPU use in multi-core systems