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Core i7-1185G7(Tiger Lake)はベースクロック3GHz?3DMarkベンチスコアリーク情報 /hothardware【Intel】

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以前、Tiger Lake-Uシリーズ名称不明CPUの3DMarkベンチスコアに関する記事をあげましたが、今回は「Core i7-1185G7」という具体的な名前がついたTiger Lake-U CPUの3DMarkベンチスコアリーク情報を紹介します。

Core i7-1185G7のスペックはあまりよくわかりませんが、ベースクロックが3 GHzで動作するというものらしいです。

Tiger Lake-U is considered an 11th generation product, built on a 10-nanometer manufacturing process. Even though Comet Lake-H just debuted (along with Comet Lake-Y and Comet Lake-U a little bit earlier), Tiger Lake is not a successor to Comet Lake, which is a 10th gen part built on a 14nm node. It succeeds a different 10th gen product line, that being Ice Lake (10nm).

hothardware.com

Core i7-1185G7

Core i7-1185G7はIntelの次世代ノートPC向け10nmCPUで、Ice Lake世代を引き継ぐ予定のTiger Lake-Uシリーズの内の一つです。iGPUにIntel期待の「Xe」を搭載するであろう、とされています。

スペック

Core i7-1185G7のスペックはわかりませんが、噂レベルでは、ベースクロックが3.0 GHzの4コア。ベースクロックが2.3 GHzのCore i7-1068G7より700 MHz高くなります。「ブーストクロックはまだわからない」とhothardwareで記されています。

ベースクロック2.70 GHz、最大クロック4.3 GHzの4コア8スレッド、L2キャッシュ5 MBとL3キャッシュ12 MBを搭載したTiger LakeサンプルCPUのベンチ結果も報じています。

taxtax.hatenablog.jp

TDP

おそらくCore i7-1068G7と同じく28Wレンジだといわれています。

ただし、Ice Lake世代のIntel命名方式によると、TDP 28WのCPUはGPUサフィックスの前に数字の「8」が必要です。そのルールに従うならば、28WのTiger Lake-U CPUは、Core i7-1185G7ではなくCore i7-1188G7と呼ぶ必要があります。

Intel命名ルールはその時によって変わりすぎるので困ります。

参考:Ice Lake CPUリスト

Intel 10th Gen Core Ice Lake-U
  Core / Threads Base Freq Max Freq iGPU L3 Chach TDP cTDP
Core i7-1068G7 4 / 8 2.3 GHz 4.1 GHz Iris Plus 8 MiB 28W  
Core i7-1065G7 1.3 GHz 3.9 GHz 15W 25W 12W
Core i7-1060NG7 1.2 GHz 3.8 GHz 10W    
Core i7-1060G7 1.0 GHz 9W 12W  
Core i5-1035G7 1.2 GHz 3.7 GHz 6 MiB 15W 25W 12W
Core i5-1035G4 1.1 GHz
Core i5-1035G1 1.0 GHz 3.6 GHz UHD 13W
Core i5-1030NG7 1.1 GHz 3.5 GHz Iris Plus 10W    
Core i5-1030G7 0.8 GHz 9W 12W  
Core i5-1030G4 0.7 GHz  
Core i3-1005G1 2 / 4 1.2 GHz 3.4 GHz UHD 4 MiB 15W 25W 13W
Core i3-1000NG4 1.1 GHz 3.2 GHz Iris Plus 9W 12W  
Core i3-1000G4  
Core i3-1000G1 UHD  

 

3DMark Time Spyベンチ

Core i7-1185G7の3DMark Time Spyベンチマークスコア結果が以下です。スクリーンショットを引用いたします。

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Intel 11th Gen Core i7-1185G7 Tiger Lake CPU Makes Benchmark Debut At 3GHz | HotHardware

Core i7-1185G7のCPUスコアとグラフィックスコアは以下の通り。

  • CPUスコア:2,922
  • グラフィックスコア:1,296

このスコアを踏まえてhothardwareでは、Ryzen 7 4800Uと比較して以下のように述べ、結論づけています。

  • Ryzen 7 4800Uのグラフィックステストは1,227で、Core i7-1185G7に対して5〜6%程優位
  • Ryzen 7 4800UのCPUスコアはCore i7-1065G7の能力をはるかに下回っている
  • ただし、これらスコアがfixされた仕様のCPUによるスコアかどうか疑問

Core i7-1185G7の謎

Core i7-1185G7がTDP 28WのCPUであるならば、Ice Lakeで行った命名ルールを微調整する可能性があることを示唆します。いつものIntelならしれっとやりそう。

それよりも3 GHzのベースクロックはかなり高いように感じます。ブーストクロック的な状態ではなく「ベースクロック」ですから……。

とりあえずは、まだ出てもないCPUのスペック正否を考察(しかも有象無象の情報ですし)するより、こんなものかな?というレベルで概要を押さえておく段階なのでしょう。

 

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