Googleが近い将来リリースするとされている2-in-1デバイス、Google ZorkにRyzen 7 3700CやRyzen 3 3250Cといった末尾C型番のRyzenが搭載されるかもしれない、という話題を紹介します。
Ryzen 7 3700CやRyzen 3 3250Cの他にもRyzen 5 3500Cというモデルナンバーも噂されています。
Two unannounced AMD Ryzen chips the Ryzen 7 3700C and Ryzen 3 3250C have recently appeared on Geekbench in a device codenamed "Google Zork". These two CPUs bare resounding similarities with the Ryzen 7 3700U and Ryzen 3 3250U APUs, sharing the same core configurations and clocks. The main difference between these chips is the 15 W TDP of the C versions.
Ryzen 7 3700C, Ryzen 3 3250Cとは
Ryzen 7 3700CとRyzen 3 3250Cは、Googleが今後リリースする「Google Zork」に搭載されるであろうと噂されるCPU(APU)です。
デフォルトTDPは15Wで、既にリリースされているRyzen 7 3700UやRyzen 3 3250Uと同じようなスペックになるだろうと記事では報じています。末尾「C」はChromebookの頭文字かもしれないとも書かれており、もしかしたら専用CPU(APU)かもしれません。
ちなみに、Ryzen 3 3250Uが発表されたのは2020年1月です。
Ryzen 7 3700C Geekbenchスコア
Ryzen 3 3250C Geekbenchスコア
Ryzen 7 3700Uスペック
Ryzen 3 3250Uスペック
Ryzen 5 3500Cもある?
Chrome OSのソースコードからRyzen 5 3500Cの登場を示しているのはnotebookcheckの記事です。
Google threw a curveball with the Pixelbook Go last year, eschewing the 2-in-1 design of the Pixelbook and the Pixel Slate. However, new evidence suggests that it will return to a 2-in-1 design and that it has already put the device into development. Featuring a choice of AMD Ryzen processors, it would be the first Pixel Chromebook to with a 15 W TDP.
Google Zorkとは
「Zork」とはGoogleが手掛ける次期2-in-1デザインデバイスのコードネームを指し、2-in-1デバイスで最も成功しているであろうMicrosoft Surfaceシリーズにチャレンジしつつも、Apple iPad Pro等と競合すべきデバイスになるでしょうか。
Googleは既に2-in-1デザインのPixel Slateがあり、Pixelbook GoとPixelbookというノートPCも展開していますが、それらは全てIntel CPUを搭載しています。
Google Zorkでは、上記のRyzen 7 3700CやRyzen 3 3250C、そしてRyzen 5 3500Cという15W Ryzenの選択肢が予想されています。
Ryzen Cモデルは本当にある?
Geekbenchには12のGoogle Zorkリストがあり、すべて4月1日に公開されていました。「エイプリルフールのいたずらかもしれない」という一文でnotebookcheckの記事は締められています。
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