帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報

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AMD Radeon RX と NVIDIA GeForce RTX/GTX グラフィックカード性能比較表【デスクトップdGPU】

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グラボのグレードをアップしようと思ったときに、どのくらいのレベルを買えばいいのかいつも悩んでしまいます。現在、メインで遊んでいるゲームがより綺麗にぬるぬる動いてくれないとグレードアップした気にならないですし、お金がもったいない。でも何買えばいいのよ?と考えている間にウィンターセールやボーナスセール、週末特価販売を逃してしまう貴方(特に筆者自身)のために簡単なガイド記事を残しておこうと思います。新しくPCを組もうという方や新規でBTO PCを選ぶ場合にも役に立つと嬉しいです。

本サイトの主旨はAMDの情報主体なので、AMD Radeonシリーズを基本に考えてみます。それに対応するNVIDIA GeForce RTXまたはGTXのグラボをあげてみます。

また、本記事ではデスクトップPC向けのディスクリートGPUのみを扱います。

Radeon RX vs.GeForce RTX/GTX

AMD GPU NVIDIA GPU
   RX570  GTX1650  GTX1060 3GB
 RX5500XT  RX590, 580  GTX1650 Super  GTX1060 6GB
   GTX1660  
     GTX1660 Super  
   RX Vega 64, 56  GTX1660Ti  
 RX5600XT    RTX2060  GTX1070
 RX5700    RTX2060 Super  GTX1070Ti
 RX5700XT  Radeon VII  RTX2070  GTX1080
   RTX2070 Super  GTX1080Ti
     RTX2080  
     RTX2080 Super  
     RTX2080Ti  

※筆者作

ゲームが違うと順序は変わってきますが、ざっくりとした目安で表にしてみました。

太文字が2020年1月現在、リテール市場に流れているメインの型番です。

NVIDIA GPUについて

GTX 1650、GTX 1660は積極的に選ぶ場合にちょっとランクが落ちるかもしれない。

RTX 2070とRTX 2080は、それぞれSuper型番に入れ替わっているとされていたはず。

GTX 1660 TiはAMD Radeon RX 5600 XTに、というより上位モデルのRTX 2060の価格押し下げのせいでフェードアウトしそう……悲しい運命になりそうなGPUです。

AMD GPUについて

Polaris世代とVega世代も記載しましたが、積極的に選ぶにはきつい。

RX 590は消費電力が非常に高く、性能と見合わないのでRX 570を中古で1万以内ならあり?

一応、現状ハイエンドのRadeon VIIは「ハイエンド使ってる感」に満足がいくのであれば……。

AMD Radeon RXラインナップ

2020年1月末現在のデスクトップ向けAMD dGPUラインナップはすっきりとして理解しやすいと思います。

  1. RX 5500 XT:1080p, 60fps以上目標, VRAM 4GB/8GB
  2. RX 5600 XT:1080p, ~144fps?, VRAM 6GB
  3. RX 5700:1080p, 144fps以上目標 / 1440p, 60fps以上目標, VRAM 8GB
  4. RX 5700 XT:1080p, 144fps以上目標 / 1440p, ~144fps?, VRAM 8GB

RX 5500 XT

RX 5500 XT

RX 5500 XTはゲームをするならフルHD(1080p)で60fps以上をだしてほしいレンジです。DX11でスタンドアローンのゲームであれば問題ないと思いますが、描画する要素が多い場合は負荷が高いでしょう。DX12の最新ゲームだと画質設定を抑え目にする必要があると思います。

対GTX 1650 Super

GTX 1650 Super

ZOTAC ZTGTX1650S-4GBTWIN グラフィックスボード ZT-T16510F-10L VD7120

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実ゲームプレイならばGTX1 650 SuperとRX 5500 XTは同じようなレベルです。条件によってはワンランク上のGTX 1660と戦える能力があります。人気のバトルロイヤル系やFPSファーストパーソンシューティング)であれば、軽い設定で60fps越えを狙いたいところです。AMD GPU全般に言えることですが、PUBGやFortniteなどのUE4エンジンのゲームの場合、NVIDIA GeForceに比べてfpsが出ない場合があります。

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普段使いには最適

VRAMが8GBモデルもありますが、ゲーム普段使い用では少しコストパフォーマンスが悪いと思います。8GBの容量を生かして動画編集などのクリエイティブ系のソフトを使う場合に良いモデルといえます。

RX 470、RX 480やRX 570、RX 580などPolaris世代のGPUをお使いであれば「ちょっと上」のアップグレード先として最適です。

RX 5500シリーズを発表した際のAMDが配布した資料では、RX 480に対してアドバンテージがあるとしています。

RX 5600 XT

RX 5600 XTRX5600XTは2020年1月末にリリースされた最新GPUです。

ゲームをするならフルHD(1080p)で144fpsを目指してほしいレンジです。RX5500XTでは負荷が高かったゲーム内設定や、DX12の最新ゲームでそれなりの描画を期待できます。

対RTX 2060

RTX 2060

 

ASUS NVIDIA GeForce RTX2060 搭載 GDDR6 6GB ビデオカード ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING

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当初の発表では「GTX 1660 Tiに対抗するGPU」とされていましたが、実際は「GTX 1660 Ti以上、RTX 2060と同じかちょっと下」あたりの性能を示す、とリークされていました。それを踏まえNVIDIAは、RTX 2060の価格を下げ対抗。EVGAからRTX 2060 KOという、RTX 2070 Superと同コアスペック縮小版の格安RTX 2060もリリースして正面切って対抗してきました。

 

EVGA GeForce RTX 2060 KO ウルトラゲーム 6GB GDDR6 デュアルファン メタルバックプレート 06G-P4-2068-KR

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価格競争にもちこんだNVIDIAですが、AMDは性能をアップさせて対抗しました。

リリース直前の決定だったためスペック的によくわからない状態になっていますが、結果的にRX 5600 XTは上位モデルのRX 5700を喰ってしまうスペックになってしまいました。

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RX 5700の立ち位置が微妙に

RX 5600 XTのスペックアップで割を食ったのがRX 5700です。高解像度やゲーム内設定が高い場合などの高負荷状態ではアドバンテージを得ますが、今主流の1080pでは差を詰められています。

ガチのメインストリーム

RTX 2060やRX 5700に迫るスペックで、1080p向け144Hz目標という現在のメインストリームど真ん中のGPUです。出たばかりの製品なので、実売価格が落ち着いてくれればよいですね。

RX 5700 XT

2020年1月現在、Navi1(RDNA1)コアのハイエンドがRX 5700 XTです。ハイエンドというかこれ以上がないだけなのですが、モデルナンバーの「7」が示すように、所謂「7型番」のミドルハイを担うべきGPUで、RTX 2070がライバルです。1440pのゲームに最適、というのがAMDの主張です。

対RTX 2070

 

MSI GeForce RTX 2070 TRI FROZR グラフィックスボード VD7133

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対抗すべきはRTX 2070です。というより、昔からのAMDファンにとっては、NVIDIAの「7型番」のミドルハイレンジと真っ向勝負できるGPUというだけで感動してしまいます。

主流のバトルロイヤル系やFPSで240Hzをごりごり出せる(1080p)まではいきませんが、一般的になりつつあるリフレッシュレート144Hzはクリアできるスペック。1440pで144Hzは多少ゲームの設定をいじらないといけないですが、難しくはありません。

※RX5700XT, ドライバー20.1.4でのPC

筆者自身のRX 5700 XTでは、Apex Legendsの場合1440pで144Hzオーバーになります。設定で最高150Hzにしているのでここで頭打ちしていますが、もう少し伸びるはずです。

メインストリームより上

RX 5600 XTよりワンランク上のfpsを出したいなら間違いなくRX 5700 XTです。また、今後のことも考えて、安くなりつつある1440pのWQHDモニターを導入してゲームをしたいならRX 5700 XTが最適。一部のモデルは4万円後半の実売価格がつけられていますので買い時を間違わなければ狙い目です。

RX 5700

最後になりましたがRX 5600 XTに押し出されそうなRX 5700を。

RX 5600 XTより確実にスペックは上ですが、2020年1月末現在、だいたい4万円を少し超える価格で購入することができます。でも、もう少しプラスするだけでRX 5700 XTが買えるんですよね......という微妙な立ち位置になっていますが、価格次第ではかなり良い選択肢になるはずです。

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PowerColor AXRX 5700 ITX 8GBD6-2DH

日本専売になりますが、RX 5700のみショートサイズのグラボがあります。選択肢がこれだけなので小さいサイズが欲しいならこれ一択。

PowerColor Radeon™ RX 5700 ITX 8GB GDDR6 (AXRX 5700 ITX 8GBD6-2DH)

公式サイト

RX5700 ITX 8GB GDDR6|PowerColor|株式会社aiuto PCパーツ・周辺機器 総合代理店

※日本市場限定・アユート専売製品

Powercolor RX5700搭載ショート基板ITXグラフィックボード [AXRX 5700 ITX 8GBD6-2DH]

 

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