2020年2月にローンチが予定されているIntelの第10世代Coreシリーズ、Comet Lake-Sのベンチ結果リークがでてきました。
Intel 10th Gen Comet Lake-S 10 Core & 6 Core Desktop CPU Engineering Samples Leaked & Benchmarked, New Socket Layout Confirmed
10コア20スレッド・6コア12スレッド
リークされたベンチマークの結果は、Comet Lake-S 10コア20スレッドと6コア12スレッドのES品。しかも予想されるベースクロックよりかなり低いクロックで稼働しており、マザーボードもDellのB460 OEM品。
従って、これを実際の性能とみなすのは危ないものです。
https://wccftech.com/intel-10th-gen-comet-lake-s-10-6-core-desktop-cpu-benchmarks-lga-1200-leak/
10コア20スレッドモデルとされるCore i9-10900K(TDP 125W)の予想ベースクロックは3.7 GHz、65WのCore i9-10900でさえ2.8 GHzとされていますが、この結果では2.5 GHz駆動です。
6コア12スレッドモデルはCore i5で、Core i5-10600K(TDP 125W)の予想ベースクロックは4.1 GHzとされています。65W版のCore i5-10600でも3.3 GHzですが、それらより低い3.0 GHz駆動です。
Comet Lake-SコアはSkylakeベース
Intelの場合10nmの危機的状況は覆っておらず、デスクトップ向けComet Lakeは14nm++となり、第6世代のSkylakeベースという苦しい状況です。
さて、最大の謎である登場時期。6月の時点では、Comet Lakeの投入を が、どうもがんばって前倒ししたようで、これが2020年第1四半期中になっている。ただ第1四半期中のいつか?というのはよくわからない。
ロードマップの図には3月と記載したが、2月末あたりにがんばって投入される可能性もある。おそらくは2020年1月のCESあたりでこのあたりがもう少し明らかにされるだろう。
ASCII.jp:デスクトップ向けComet Lakeは2020年2月ごろ登場? インテル CPUロードマップ (3/4)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情
2020年いっぱいはまだIntel CPUの苦境は続きそうです。