IntelがARMアーキテクチャSoCに対抗して投入するとされるのがLakefieldファミリーです。そのLakefieldファミリーCPUのひとつ、Core i5-L16G7の3DMarkベンチスコアがリークされていますので紹介いたします。
Spotted running in a Lenovo device, the Core i5-L16G7 is one of Intel's upcoming Lakefield processors. Sporting five cores but no Hyper-Threading, some people believe that the Core i5-L16G7 is underpowered.
Core i5-L16G7
Core i5-L16G7はARMアーキテクチャSoCに対抗する、とされるLakefieldファミリーの1つ。
1つのSunny Coveビッグコアと4つのTremontスモールコアからなる5コア構成と考えられているのがLakefieldで、notebookcheckの記事では「10 nmと22 nmの両方のプロセスで製造され、ハイパースレッディングは備えていない」と記載されています。
そのCore i5-L16G7(おそらくES品?)を搭載したLenovoデバイス ※ で計測された3DMarkベンチスコアが流れています。
※notebookcheckの記事ではLenovo deviceとだけ記載されており、ノートPCやタブレットといった端末の記載はありません
3DMarkベンチ
Intel Core i5-L16G7 fails to impress in 3DMark Fire Strike - NotebookCheck.net News
ベースクロックは1.4 GHz、平均ブーストクロックは1.75 GHzで動作しており、Physicsベンチマークで4,279、Graphicsベンチマークでは1,165でした。
この結果や既に出回っているベンチスコア、そしてHTT無効といったLakefieldのスペックを指して "trash(ゴミ)" であると非難している人達もいるらしいとか……。
Core i5-L15G7のGeekbenchスコア記事では高負荷状態では2.95 GHzといった高クロック動作する可能性もあります。こちらの記事も併せてご確認ください。
Intel Core i5-L15G7は10nmプロセスルール製造の5コア5スレッド品。ベースクロックは1.4 GHzですが、Geekbenchテスト中の高負荷状態では2.95 GHzをマークしています。
CPU部分は5コア5スレッドという基本偶数のマルチコアのルールからすると珍しい構成を採用しています。これはbablish.comでも解説があるように複数のアーキテクチャコアを組み合わせているためです。5つのコアのうち1つはSunny Coveコア、残りの4つはAtomのバリエーションであるTremontです。
デスクトップPCやノートPC向けCPUも全体的に厳しい昨今のIntelですが、巻き返しなるでしょうか?