帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報

AMD好きによる自作PCパーツ, 自作PC向けのテック系記事ブログ。主に海外サイトのリーク, ベンチ記事を翻訳して解説します。CPUやマザボ, グラボの最新情報が強いはず。AMD情報多めです

間違いだらけのグラボ選び_NIVIDIA初めて買うなら? / AMD好きによるNVIDIAグラボ購入ガイド

f:id:tatatatatax:20200229164542p:plain

Image via NVIDIA

前回の記事は筆者の現環境から移行するならば?という視点でしたが、2回目の今回は「新規で買うなら?」という視点で選んでみようと思います。

コスパ重視、1080p向けで選んでみようという感じです。FPS(ゲームジャンル)が好きなので、FPSで1080p, 144Hzモニターで144fpsを叩き出すGPUを優先してみます。

前回の記事はこちらです。併せてチェックしてもらえると嬉しいです。

間違いだらけのグラボ選び_NVIDIA編 / AMD好きによるNVIDIAグラボ購入ガイド - 確定していないこと - 自作PC, AMD多め

上記の条件だと、ずばりGeForce RTX2060 Superが第一候補

次はGeForce RTX2060ですが、GeForce GTX1660Tiと比較しつつになるでしょうか。

GeForce GTX1660 Superはどうだろう……?

前提

筆者の場合、AMD Ryzen 7 2700とRadeon RX5700XT、1440p, 144HzモニターでFPSゲーム(Apex Legendsが多い)をメインにプレイしています。

RX5700XTリファレンス

パソコンSHOPアーク(Ark)でSAPPHIRE RX5700XTを買う

 

Apex Legendsを、1440pモニターで144fps~165fpsを出しつつプレイしています。その環境にプラスする形で新規PCを組んだ場合、NVIDIA GPUどれ使う?という視点になります。

フルHD144Hzコスパ重視

メインでゲームをごりごり動かす用としてAMD Radeon RX5700XTがありますので、プラス新規ならば、FPS系ゲームを1080p, 144Hzレベルでプレイできてコスパが良いグラボを選びたいところ。FPS系ゲーム以外に3DのMMORPGやシングルプレイRPGを長時間安定して動かせる、消費電力が低めのGPUだとよいです。

今だと、6コア6スレッドのAMD Ryzen 5 3500と組み合わせて低価格PCというのも面白いかも。

AMD Ryzen 5 3500 with Wraith Spire cooler 3.6GHz 6コア / 6スレッド 19MB 65W【国内正規代理店品】 100-100000050BOX

定格クロックは3.6GHz、最大ブーストクロックは4.1GHz、キャッシュ容量は16MB、TDPは65W。ソケットは従来通りSocket AM4。AMD X570やB450チップセットを搭載したマザーボードで利用可能で、CPUクーラーには「Wraith Stealth」が付属する。

ascii.jp

低価格PCという罠

低価格PCというと響きは魅力的ですが、価格を抑えまくる "だけ" だとどこかに皺寄せがきてしまいます。本記事の主旨である「PCゲームプレイのためのPC」は安定動作が一番なので、バランス重視のシステムを目指したいところ。選択に不安があれば、PCパーツショップで相談するのが一番です。自分がプレイしたい(している)ゲームと同じゲームを "実際にプレイしている店員" を捕まえましょう!

2スロット厚グラボ狙い

他に気にしたいところは基盤サイズとスロット厚、PCIe補助電源コネクタ。

8ピン + 8ピンのような豪華なPCIe補助電源コネクタを持つグラボならば、消費電力が高く必然的に大容量電源が必要になってきてしまいます。

コンパクトな基盤であればMini-ITX用のコンパクトな筐体やGhost Canyonにも流用しやすいですが、静音性とトレードオフになるので要注意です。

3スロットを潰す大きさのヒートシンクと冷却ファンのグラボが最近多いのですが、スタンダードな2スロット厚のグラボを選んでみたいと思います。スロット厚は最も気にするところかもしれません。

レビューチェック

前回記事同様、まずレビューをチェックしてみます。条件は前提で記した通り。

  • 第一候補:GeForce RTX2060 Super
  • 第二候補:RTX2060?GTX1660Ti?(GTX1660 Superはどう?)
  • FPS(特にApex Legends)をプレイ
  • 1080p(フルHD
  • 144fps目指す
  • できればコンパクトサイズ(ショート基盤?)
  • 2スロット厚
  • PCIe補助電源コネクタは8ピン x1?下位GPUなら6ピン x1?

GeForce GTX1660 Superレビュー:4gamer

まずはGTX1660 Superの4gamerレビューを見てみます。上位のGTX1660Tiや下位のGTX1660との比較ができるので有用です。

GTX 1660+GDDR6=GTX 1660 SUPER

www.4gamer.net

GTX1660 SuperはGTX1660Tiの約90%超

4gamerレビューではOCモデルのASUS TUF 3-GTX1660S-O6G-GAMINGを利用しています。

ASUS NVIDIA GeForce GTX 1660S 搭載 トリプルファンモデル 6G TUF 3-GTX1660S-O6G-GAMING

公式サイト:TUF 3-GTX1660S-O6G-GAMING | ビデオカード | ASUS 日本

 

OCモデルなので消費電力は高めにでているようですが、GTX1660Tiに近い性能を見せており、ざっくり見てみると約90%~97%程度。下位のGTX1660とは少し差があります。

4gamerのレビューを見ると、価格次第でGTX1660 Superもあり。

GTX1660Ti vs.GTX1660 Super:GPU Check

筆者的には本題のApex Legendsゲームプレイ時fpsは、相変わらずGPU Checkで。

GTX1660TiとGTX1660 Superの比較をしてみます。解像度は1080pのみ。

www.gpucheck.com

Apex Legends:GTX1660Ti vs.GTX1660 Super

f:id:tatatatatax:20200301081948p:plain


f:id:tatatatatax:20200301081954p:plain


f:id:tatatatatax:20200301081952p:plain


モデル序列どおりの結果になっていますが、設定の高低によって差がつくようなことはなく、それぞれ5fps~7fps差くらいなのでゲーム内設定でなんとかなるレベルです。

その差があまり大きくないことを踏まえると,わざわざGTX 1660 SUPERを出す必要があったのかと疑問が残ると言わざるを得ない。

www.4gamer.net

これらの結果を見ていると、GTX1660TiとGTX1660 Superの差が少ないのがわかります。

4gamerのレビューに書かれていたように同セグメントGPU同士で良さを打ち消してしまっている気が。

グラボメーカーは売りにくいだろうな、と余計なお世話をしたくなります。

 

f:id:tatatatatax:20200301085505p:plain


f:id:tatatatatax:20200301085508p:plain


f:id:tatatatatax:20200301085511p:plain


 他ゲームの場合もApex Legendsと同傾向です。

144fpsという基準からすると、PUBGにはプアなGPUかもしれません。

モンスターハンター:ワールドの場合はシューター系ジャンルとは違って60fps超えを見てみたいところですが、最高のUltraクオリティでも60fps超えを達しています。

フォートナイト

こちらの記事にあるフォートナイト1080p時結果をチェックしてみると、GTX1660TiとGTX1660 Superの差は30fps程あります。設定はEPIC。

RX5500XT, RX5600XTグラボレビューまとめ /Fortnite fpsベンチあり【AMD】 - 確定していないこと - 自作PC, AMD多め

GPU Checkでは設定関わらず5fps差、4gamerでもだいたいその程度の差に収まっていますので、どちらかというとGPU Checkや4gamerのベンチ結果の傾向を読んだほうがいいのかもしれません。

GTX1660Ti vs.GTX1660 Superまとめ

この2つのGPUを比べるなら、グラボ自体の価格差がどうか?で選んでみたいところ。

RTX2060シリーズの場合

RTX2060シリーズとGTX1660シリーズを比べる場合、レイトレーシング機能をどうみるか?というところがまず引っ掛かりますが、前提の通り、フレームレートを稼ぎたいFPSなどのシューター系ゲームをメインに遊ぶ場合ならレイトレーシングは今すぐ必要な機能ではありません。

遊ぶゲームでfpsが高いGPUを選べば問題ないです。そういう観点からも、RTX2060シリーズはGTX1660Tiより一段上の性能を見せます。

NVIDIAによると,「ほかの製品との違いを分かりやすくする」だけの意図から1660にしたとのことなので,「GeForce GTX 10シリーズでもGeForce RTX 20シリーズでもない型番」くらいに理解しておけば十分だろう。

(中略)

RTX 2060比で8割強の3D性能。NVIDIAの言うとおり,新しめのタイトルではGTX 1070を上回る

www.4gamer.net

RTX2060とGTX1660Tiの差は「20%前後」と4gamerレビューで記されている通り、大まかにそのような性能差になっています。

RTX2060 vs.GTX1660Ti:GPU Check

RTX2060とGTX1660Tiを、Apex Legendsゲームプレイ時のfpsで比較してみます。解像度は1080pのみ。

www.gpucheck.com

Apex Legends:RTX2060 vs.GTX1660Ti

f:id:tatatatatax:20200301205112p:plain


f:id:tatatatatax:20200301205108p:plain


f:id:tatatatatax:20200301205106p:plain


ゲーム内設定の高低に関わらず約16~18fps差で、RTX2060のHigh fpsが、GTX1660TiのMedium fpsとだいたい同じです。

4gamerレビューの要約通り20%程度の差がでています。

RTX2060 vs.RTX2060 Super:GPU Check

RTX2060とRTX2060 Superを、Apex Legendsゲームプレイ時のfpsで比較してみます。解像度は1080pのみ。

www.gpucheck.com

Apex Legends:RTX2060 vs.RTX2060 Super

f:id:tatatatatax:20200301204136p:plain


f:id:tatatatatax:20200301204133p:plain


f:id:tatatatatax:20200301204131p:plain


ゲーム内設定の高低に関わらず、約2~3fps差です。

価格差が大きければ、RTX2060 Superのコスパは悪くなってしまいます。

RTX2060 vs.RTX2060 Super vs.GTX1660Tiまとめ

Apex Legendsのfps数だけをみればRTX2060 Superですが、RTX2060と僅差すぎる結果です。RTX2060とGTX1660Tiはそれなりにあります。

RTX2060が良さげです。

 

PC構成から逆算

RTX2060とGTX1660Tiの差はそれなりにある、RTX2060 SuperとRTX2060の差は微妙?という線の比較になりましたが、価格差がどのくらいあるのか、グラボ自体のつくりはどうか?と、見るべきところは多い比較ですので、グラボ単体ではなくPC全体から逆算してチェックしてみます。

想定する構成は?

2万円前後のミドルレンジCPUと1万円前後のローエンドCPU、1万円前後のマザーボード、メモリはスタンダードに8 GB~16 GBで、ATXケースを選んでみます。電源は~600Wくらい。

CPU、M/B、メモリ、電源、PCケースにグラボを加えて10万円という制限で考えてみます。これらの他、SSDなどのストレージが必須。

初めてのPCであればOS(とインストールするためのデバイス)が必要です。

プランを考えてみた

f:id:tatatatatax:20200301195816p:plain

CPUをZen2コアのRyzen 5 3500にするか、Zen+コアのRyzen 5 2600にするかで結構違います。差は約4,000円。

筆者はメモリが多いほうが良いので、16 GBあるプランFが良いかな?8 GBで十分であれば選択肢が増えてきます。

プランAではX570マザーを選んでみました。5パーツ+グラボで10万円という勝手な制限のため余裕がないように見えますが、予算を増やせば良い選択になると思います。

10万円から5パーツ分の金額を抜いた赤字の金額内でどの程度のグラボが良いか、で選んでみようと思います。

ちなみに、ケースは白いSilverStoneのATXケース。サイズ的に余裕がありつつ、かっこよい。

SilverStone SST-FAR1W-G

SilverStone SST-FAR1W-G

電源は、Seasonic OEM品のAntec NeoECO GOLDの550W~650W。NE550は6+2ピンPCI-E電源コネクタが「2つ」でNE650は「4つ」あります。

fpsや高解像度でゲームをプレイするPCは安定度が一番。オーバークロックといったピーク性能を求めるのではなく、安定性を求めたいところです。高回転型のエンジンではなく低回転からしっかりトルクが出るエンジン(たとえです)がいいですね。

80PLUS GOLD認証取得 高効率高耐久電源ユニット NE650 GOLD

www.links.co.jp

RTX2060かGTX1660 Super

f:id:tatatatatax:20200301195816p:plain

プランDやプランEなどバリュー向け構成ならば、3万円前半までのGTX1660 Superを選んで「さらに低価格な構成」を考えてもOKでしょう。

GTX1660 Superの場合、バリュー向けグラボのラインナップもありますのでおすすめ。売価3万円以下のグラボもあります。

玄人志向 NVIDIA GeForce GTX 1660Super 搭載 グラフィックボード 6GB デュアルファン GALAKURO GAMINGシリーズ GG-GTX1660SP-E6GB/DF

ASUS NVIDIA GeForce GTX 1660S 搭載 シングルファンモデル 6G PH-GTX1660S-O6G

 

プランCやプランFのバランス構成ならば、4万円前後のRTX2060を選んでみたいところ。探せば3万円台後半のグラボもあります。

GIGABYTE NVIDIA GeForce RTX 2060 搭載 グラフィックボード 6GB OCシリーズ GV-N2060OC-6GD

玄人志向 NVIDIA GeForce RTX 2060 搭載 グラフィックボード 6GB デュアルファン GALAKURO GAMINGシリーズ GG-RTX2060-E6GB/DF

Mini-ITXサイズのショート基盤グラボ

GeForce RTX2060やGTX1660Ti、GTX1660 Superの場合、Mini-ITXサイズのショート基盤グラボがあるのが魅力です。

ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6

ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6

コンパクトなサイズに最大限のパワーを詰め込める、オリジナルな魅力がMini-ITXサイズ筐体やIntelが提唱するNUCにあります。ゲーム向けPCとしてハイエンドは難しいですが、ミドルレンジの性能はいけるでしょう。1080pで144fpsを目指したい本記事の主旨にも合致します。

taxtax.hatenablog.jp

ショート基盤RTX2060


MSI GeForce RTX 2060 AERO ITX 6G OC グラフィックスボード VD6857

ショート基盤GTX1660Ti


MSI GeForce GTX 1660 Ti AERO ITX 6G OC グラフィックスボード VD6893

ショート基盤GTX1660 Super

MSI GeForce GTX 1660 SUPER AERO ITX OC グラフィックスボード VD7112

まとめ

NVIDIAのミドルレンジGPUラインナップは、正直どれを選んでいいのかわからないくらいモデル数が多すぎる気がします。各GPUの性能を改めてチェックしたのですが、余計に混乱してしまった面もあります。

「おすすめはRTX2060かGTX1660 Super」とオチをつけることができてホッとしています。

次期GPUのAmpereアーキテクチャグラボが出たら、この辺のレンジは終息していくでしょう。実際、RTX2060はモデル数が少なくなっている雰囲気ですので、もし購入するのであればお早めに!

 

カテゴリー

   

前回のNVIDIAグラボ購入ガイド記事

taxtax.hatenablog.jp

ガイド記事

モニターカタログ

Copyright © 2020 帯域幅256ビット|AMD好きの自作PC速報 All rights reserved.